ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ベリーオールドセントニック(VERY OLD St.NICK)は、ヘブン・ヒル蒸留所の原酒を使用したアメリカンウイスキーです。
品質を重視したバーボンウイスキーであるため、生産量が非常に少なく、バーボンのなかでも入手が非常に困難であることが知られています。
複雑な風味と奥行きのある味わいが特徴であり、高い完成度であることからバーボン好きの方なら一度は飲んでみたい銘柄です。
この記事では、ベリーオールドセントニックの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ベリーオールドセントニックは、ヘブン・ヒル蒸留所の原酒を独自に熟成したバーボンウイスキーです。
製造工程に携わるのはわずか3人の小規模体制かつ、手作りを重視していることから市場に出回る絶対的な本数が少なく、希少性の高い商品となっています。
そのクオリティは非常に高く、バーボンウイスキーのなかでも熟成年数の高い原酒が使用されていることから、味わいに複雑でコクのある味わいが特徴です。
ベリーオールドセントニックの概要と製造方法を紹介します。
ベリーオールドセントニックは、30年以上の歴史があるカルト的人気を誇るバーボンウイスキーであり、米国市場よりも日本を中心に流通しています。
ラベルデザインのニック爺さんは、アメリカの禁酒法時代に森に住み、クリスマスシーズンになると自分が造った密造酒を少人数に販売していました。
あまりの美味しさからこのバーボンは、サンタクロースのモデルとなったセントニコラウスにかけてセントニックと呼ばれるようになります。
非常に少ない生産量から市場ではほとんど見かけることがなく、気になっている方が万が一にも店頭で見かけることがあれば、すぐに購入してもいい銘柄といえます。
実際に希少性の高さとその需要の大きさから、定価で購入できることは稀であり、人気のあるボトルは数百ドル~数千ドルで取引されることもあるようです。
現在では世界中のバーボン愛好家から人気を集める銘柄であり、SWSCでもダブルゴールド賞を受賞した確かな実績を持っています。
ベリーオールドセントニックは、ヘブン・ヒル蒸留所の原酒を独自に熟成し、ボトル詰めする方法で造られます。
手造りかつ熟成管理・ボトリングともにわずか3人でおこなわれていることから、生産量は非常に少ないです。
ベリーオールドセントニックはその製造方法から高い希少性を持つ銘柄となっています。
ヘブン・ヒル蒸留所の詳細はこちらのページで紹介しています。
ベリーオールドセントニックの種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/ledled/3-vosn-ac-12y/
ベリーオールドセントニック エンシェントカスク 12年は、バーボンウイスキーとしては熟成年数の長い12年以上熟成させた原酒を使用したボトルです。
りんごを思わせるような甘い香りがあり、甘酸っぱい味わいと辛みのある風味、コクのある味わいが特徴です。
ベリーオールドセントニックを代表する銘柄となっています。
画像引用:Amazon.co.jp
ベリーオールドセントニック エンシェントカスク 15年は、長期熟成のバーボンウイスキーであり、希少な原酒が使用されています。
バタースコッチの香りに、バナナのフルーティーさとナッツの風味、スパイシーで複雑な風味が味わえる銘柄です。
ワンランク上のベリーオールドセントニックを楽しみたい方におすすめです。
画像引用:https://konaliquor.com/SHOP/d05-008-0007.html
ベリーオールドセントニック 17年は幻のバーボンウイスキーといわれており、すでに終売していることからその価値は高まり続けています。
爽やかでありながら強烈な香りを持っており、奥行きのある個性的な味わいが愛好家の心をくすぐります。
バーボン好きであれば一度は飲んでみたい銘柄といえるでしょう。
画像引用:Amazon.co.jp
ベリーオールドセントニック ライ 8年は、8年熟成のライウイスキーをボトル詰めしたベリーオールドセントニックです。
キャラメルのような甘い香りと力強い味わいが特徴的であり、スパイス感もあるオイリーな味わいになります。
ライウイスキーのベリーオールドセントニックを飲みたい方はこちらの銘柄を探してみましょう。
ベリーオールドセントニックのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ベリーオールドセントニックは、非常に希少なウイスキーであるため、飲める機会があるならストレートでゆっくり味わいたいところです。
複雑で奥行きがある個性的な風味を楽しむために、基本的にはなにも加えずに飲んでみましょう。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ベリーオールドセントニックはバーボン特有のクセが強いことから、上質であってもストレートで飲み続けたくない方もいるかもしれません。
その場合は、気分転換も兼ねてロックで和らげ、ゆっくりと飲んで氷が溶けることで変化する味わいを楽しむのもおすすめです。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
ベリーオールドセントニックは、30年以上も愛され続け、市場から時折姿を消しながらも、カルト的人気を誇り、入手が非常に困難になっています。
予算を多く確保して購入できる店舗を探すか、バーボンをメインに取り扱うバーなどで取り扱いのあるお店を探すことが飲むための方法として挙げられます。
すぐに売り切れてしまうことが多く、生産もバーボンの代表的な銘柄と比較して不安定であることから、迷うのであれば購入したほうがいいかもしれません。