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- ウイスキー基礎知識
バーに一度も行ったことがない方のなかには、興味があっても入りづらい雰囲気があり、作法もわからないので抵抗があるかもしれません。
ウイスキーは自宅でも気軽に楽しめるお酒ですが、バーでは自宅とは違った楽しみ方ができる場所であるため、ウイスキー好きの方であれば一度は訪れたい場所です。
バーテンダーと話すことで自分に合ったウイスキーが見つかることもあり、お店によってはボトルでは購入が難しい高級な銘柄を飲める場所でもあります。
この記事では、バーでウイスキーを楽しむための頼み方を初心者にもわかりやすく解説し、ウイスキーを頼めるバーを探す方法も紹介します。
この記事のポイント
ボトルを購入すればご自宅でも楽しめるウイスキーですが、バーでウイスキーを楽しむのがおすすめの理由を3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バーでウイスキーを楽しむことは初心者にはハードルが高いと思うかもしれませんが、実は初心者にこそ行って欲しい場所です。
ウイスキーに興味を持つようになり、自宅でハイボールや水割りを作るようになった方もいるかもしれません。
しかし、実際に自分で作った水割りやハイボールが微妙に感じられることもあるでしょう。
これには、飲んだ銘柄の特性が水割りやハイボールと合わない可能性と、水や炭酸水の比率を間違えるなどして、適切な状態で楽しめていない場合に起こり得ます。
バーに行き、バーテンダーに注文すれば適切な形で水割り、ハイボールを作ってくれるため、ウイスキーを楽しみやすい状態で飲めます。
水割りやハイボールは、ウイスキーを水や炭酸水で割ったシンプルな飲み方ではありますが、刺身において魚の切り方だけで味が変わるように、プロの手で作られたカクテルはシンプルなものであっても一味違うものです。
また、ウイスキー初心者の方で自分のウイスキーの好みがわかっていない場合は、バーテンダーと話して銘柄や飲み方まで任せれば、自分の好みウイスキーを見つけやすくなります。
好きな銘柄の方向性からわかっていない方から、カクテルを最高に美味しい状態で飲みたい方まで、バーはウイスキーを楽しみやすい状態で楽しめる場となっているのです。
バーは各々の店舗で作られた世界観に浸り、ウイスキーとともに基本的には無言で雰囲気を楽しむことをコンセプトにした場所もあるため、必ずしも会話することが楽しみになるとは限りません。
しかし、自分よりもウイスキーに詳しいバーテンダーとの会話は、ウイスキーの世界を広げてくれるため、会話もバーの楽しみの一つではあります。
例えば、バーテンダーに自分の好きな銘柄を伝えると、その銘柄に似た味わいの銘柄を紹介してもらったり、好きな銘柄に関する知識を語ってくれます。
バーテンダーと話すことは、ご自身のなかでウイスキーの世界を広げることにつながり、よりウイスキーを楽しめるようになることでしょう。
バーにはいくつかの種類があり、主にオーセンティックバーでは、年代物のウイスキーを取り扱っていることがあります。
年代物のウイスキーは高級銘柄であることが多く、ボトルで購入すれば万単位でお金が必要になることから、購入が難しい商品となっています。
しかし、ボトルを購入しなくても年代物のウイスキーを取り扱っているバーに行けば、一杯だけ飲むことができるため、ボトルを購入するよりも安く高級銘柄が飲めるチャンスです。
そのため、多くのウイスキー愛好家は年代物で高級なウイスキーを飲みたいときは、取り扱っているバーを探して飲むようにしています。
取り扱うウイスキーはバーによって異なるため、必ずしもお目当ての銘柄を取り扱っている保障はありませんが、バーを渡り歩くようになれば、飲みたかったあの銘柄に出会えるかもしれません。
お店によっては取り扱いもあるスコッチウイスキーの代表的な高級銘柄はこちらの記事で紹介しています。
高級スコッチウイスキーは贈り物にも最適! おすすめ銘柄15選!
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は以下のとおりです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウイスキーを頼む前に、初めて行こうと考える方が意外につまずきやすいところが入店です。
バーの入り口はお店によってはわかりにくい場合があり、地図で探しても見つからず迷ってしまうこともあります。
また、バーは夕方からオープンする場所が多く、基本的に夜に入る場所であるため、地下の暗い場所に入り口があると、初めての方ほど緊張してしまい入りづらいと感じるかもしれません。
現在ではインターネットから評判のいいバーを探せるため、事前に情報を収集しておけば、迷うことや入りづらいなどの不安は少なくなります。
初めてバーに入店する場合は緊張するかもしれませんが、店内に入ってしまえばバーテンダーが席を案内してくれるため、不安はありません。
お店によっては案内がなく、どこに座ればいいのかわからない場合は、座りたい席が空席であるかを尋ねてから座りましょう。
照明が暗く周りが見えにくいこともあるため、戸惑うかもしれませんが、案内があれば従い、慌てることなく落ち着いて座ります。
バーでは席に着いてからすぐに注文を催促されるわけではありません。
バーの雰囲気を楽しんでから、今の気分にあわせてウイスキーを注文できる時間があります。
注文が決まった場合は、目を合わせたり、軽く手を挙げるようにすれば、バーテンダーの方が応じてくれます。
バーテンダーは常にお客様の様子に気を配っているため、呼びかけたりしなくても、応じてくれることが多いですが、反応がない場合は一声掛けましょう。
基本的な注文方法は「ウイスキーの銘柄+飲み方」であり、例えば「グレングラントをロック」「タリスカーをハイボール」「白州を水割り」と注文します。
しかし、どの銘柄を飲みたいかわからない場合や、おすすめの飲み方がわからない場合は、バーテンダーにお任せできます。
お任せにする場合は、バーテンダーと会話して色々伝えると、好みのウイスキーを提供してもらいやすいです。
また、初めてバーに来た初心者の方は、初心者であることを伝えると高いウイスキーを勧められにくいため、正直に答えることをおすすめします。
好きな味わいや料理、今日の気分など、何気ない情報からプロのバーテンダーはお客様にあったウイスキーを提供してくれます。
ウイスキーをストレートで飲む場合、舌を麻痺させないためにウイスキーの後を追うように飲む水や炭酸水をチェイサーといいます。
チェイサーは水という固定観念を持っている方もいるかもしれませんが、牛乳をチェイサーにすることもあるため、チェイサーを頼むには種類を指定する必要があります。
よって、チェイサーを水で用意してもらうように頼むと、一発で提供してもらうものが伝わるため、このように伝えましょう。
バーのフードメニューによって注文できるおつまみは異なるため、なにがあるのか確認したうえでおつまみを注文します。
お会計して退店したい場合は、日本のバーであれば指や腕でバツの印を作れば伝わります。
会計を済ませれば、バーという非日常的な空間から、元の場所へと帰ることになります。
バーで過ごした時間が楽しいものであるほど、退店するときは寂しさを覚え、感傷に浸ることも多いですが、お酒を飲んだ直後になるため、気をつけて帰るようにしてください。
バーでウイスキーを楽しむうえで知っておきたいことを3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バーでは頼んだウイスキーの代金のほかに、席代となるチャージ料が必要になります。
1人1,000円前後が一般的ではありますが、お店によって異なるため、不安があるならチャージ料を事前に調べておきましょう。
バーによってはチャージ料がないお店もあるため、予算が少ない場合はチャージ料を含めた代金を調べるようにしてください。
バーは居酒屋ではないため、大人数の来店など騒がしくなる状況は歓迎されません。
雰囲気を壊すことがないように多くても4人までの来店にして、バーテンダーから人数の指定があったら従いましょう。
バーにはさまざまなお客様がいますが、1人で静かに楽しみたい人もいるため、迷惑がかからないようにしてください。
大人数で来店する以外にも酔っぱらって人に迷惑をかけるなど、バーの雰囲気を壊すような振る舞いは絶対にしないようにしましょう。
お酒が進めば楽しくなりますが、周りの人に迷惑をかけるような言動や行動は避けるようにしてください。
ただし、アルコールに弱い人が楽しめないわけではなく、自信がない場合はバーテンダーにそのことを伝えると悪酔いしないように調整してくれます。
バーテンダーはお客様の様子に常に気を配っており、悪酔いする可能性があれば止めることも役目であるため、これ以上の飲酒を控えるようにいわれた場合も素直に従いましょう。
バーは自制ができず、酔っぱらった勢いで雰囲気を壊すような振る舞いをしない方であれば、アルコールの強さに関係なく誰でも楽しめる場所です。
ウイスキーを楽しめるバーは、当サイト「Dear WHISKY」で探せます。
当サイトは、日本を中心に世界中でウイスキーが飲めるバーを紹介しており、アクセスや営業時間、予算目安などバーを利用するうえで知りたい情報をまとめています。
バーテンダー(マスター)の紹介から、お店の人気ウイスキーとバーテンダーがおすすめするウイスキーまで紹介しているので、バーに行く前に飲みたいウイスキーを探すことができるでしょう。
さらに紹介しているバーの中には、当サイトの限定特典があるお店もあり、会計時の割引、おつまみのサービス、チャージ料が無料になるなどのメリットもあります。
ウイスキーを楽しめるバーを探すなら、非常に役立つ紹介ページとなっていますので、ウイスキー好きの方でバーに足を運びたいと考えている方はぜひチェックしてください。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方を紹介しましたが、バーはウイスキー初心者にこそおすすめしたい場所です。
バーテンダーはお酒のプロであるため、お酒の提供に関して非常に高いレベルの接客対応が受けられ、話すことでウイスキーの知識が身につき、世界が広がっていきます。
一度行けばその魅力に魅入られる人も多いため、ウイスキー好きの方は自宅で楽しむだけでなく、バーでウイスキーを飲んでみましょう。