国産ブランデーのおすすめ人気ランキング! 安く入手しやすい銘柄もご紹介
- ウイスキー基礎知識
自然のなかで癒しを求めたい方の間ではキャンプが流行していますが、キャンプでウイスキーを飲むのも最高の楽しみ方の1つです。
キャンプは必ずしも家族と一緒に行くものではなく、ソロキャンプという言葉も流行っているので、一人でゆっくり過ごすためにキャンプに行く方も多くなっているため、気兼ねなくお酒を飲めることでしょう。
ウイスキーはキャンプでの食事をより楽しいものにするだけでなく、持っていくだけでキャンプにも役立つので、ウイスキーとキャンプの相性は抜群です。
この記事では、キャンプでウイスキーが役立つ理由と持ち運びに適した入れ物を紹介し、キャンプで飲みたいウイスキーのおすすめ銘柄と試したい飲み方を紹介します。
この記事のポイント
キャンプとウイスキーは相性抜群の組み合わせであり、その理由はウイスキーはキャンプでさまざまな役割を果たすため、多くなりやすいキャンプでの持ち物を減らすことにつながるからです。
キャンプでウイスキーが役立つ理由を3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
冬場のキャンプは冷えやすく、防寒対策が必要不可欠です。
キャンプ場で焚き火を囲い、ウイスキーを飲む様子を想像してみてください。
アルコール度数の高いウイスキーは、体を芯まで温めてくれることでしょう。
防寒対策が必要ないわけではありませんが、焚き火とウイスキーの組み合わせは冬場のキャンプでも上着がなくても十分なほど体を温めてくれますよ。
肉はキャンプにおける主役ですが、水分を失うことで固くなってしまうことがないように対策をしたいところです。
対策としては肉をお酒に漬けることで、保水効果が期待できるため、肉がやわらかくなります。
ウイスキーを持ってきていれば肉を1時間ほど漬け込むだけで柔らかくすることが可能です。
わざわざ肉をやわらかくするための調理道具を持ってくる必要もないので、荷物が減ることにつながります。
ウイスキーは香り高いお酒であるため、食材の香り付けや、臭みを消すのに役立ちます。
香り付けにはフランベと呼ばれる仕上げに軽く焼き上げる技法がおすすめであり、ウイスキーの香りと風味が食材によい影響を与えてくれることでしょう。
魚介類など臭みの強い食材にも芳香成分があることから消臭効果を期待できます。
ウイスキーを持って来ればさまざまな役割を果たしてくれるので、キャンプがより充実します。
キャンプはどうしても荷物が多くなってしまうので、ボトルのウイスキーを持ち運ぶのはかさばるから厳しいと考える方もいることでしょう。
ウイスキーを外で飲むために持ち運びに適した入れ物はスキットルであり、非常に持ち運びに便利であることから特別な理由がなければスキットル一択ともいえるほどです。
スキットルは、ウイスキーなどのアルコール度数が高いお酒を持ち運ぶために作られた小型の水筒のことであり、フラスクボトル、ヒップフラスコとも呼ばれます。
軽量かつポケットに入れられる小さい入れ物であるため、いつでも取り出せる場所にしまっておき、飲みたいときに取り出すことが可能です。
また、複数持ち運んでもかさばらないことから、複数の銘柄をスキットルに入れて持ち運ぶこともできます。
ボトルで持ち運ぶ場合は、どうしても複数の銘柄を持っていくのが難しいので、キャンプでウイスキーを楽しむならスキットルは必須のアイテムといえるでしょう。
ただし、雄大な自然のなかにボトルを飾ってインスタグラムなどのSNSに写真を共有したいという方もいると思うので、目的によっては必ずしもボトルを持ち運ぶことが間違いというわけではありません。
キャンプで飲みたいウイスキーのおすすめ銘柄を5つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
ボウモアは、アイラウイスキーのなかでもほどよくスモーキーでバランスのいい味わいのウイスキーです。
キャンプでは肉の燻製や魚介類などを食べることが多いので、スモーキーかつ潮のフレーバーのあるウイスキーは相性がよいです。
スモーキーなだけでなく甘みをもったバランスのいい味わいであることからチョコレートなどの甘い物と合わせてもよいでしょう。
キャンプに持っていくウイスキーで迷ったらボウモアといわれるほどおすすめの銘柄となっています。
ボウモアは潮風感じる島のウイスキー!種類とおいしい飲み方は?
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/hakushu/
白州は、森の若葉のようにみずみずしいフレッシュな香りを持つウイスキーであり、自然のなかで飲むのならおすすめの銘柄です。
軽やかな口あたりですが甘いスモークもあるため、キャンプの食事との相性もよいウイスキーになります。
キャンプ飯で和食を作る予定の方は、和食にも合いやすいジャパニーズウイスキーの白州は適しているといえるでしょう。
白州は森が育んだウイスキー!種類と味の特徴を活かす飲み方を紹介
ワイルドターキーは、力強い香りが特徴のバーボンウイスキーであり、ウイスキー好きの多くのキャンパーから支持されている銘柄になります。
キャラメルの強い香りは焚き火との相性もよく、焚き火を眺めながらビーフジャーキーやナッツなどのおつまみと一緒に食べるのもよいでしょう。
肉、野菜、果物などキャンプで食べる多くのものとの相性がいいので、なにを食べるにしてもキャンプに持っていきたい銘柄の一つです。
タリスカーは、販売しているMHD モエ ヘネシー ディアジオ社がキャンプとの相性がいいと宣伝しているウイスキーであり、スモーキーかつスパイシーなウイスキーになります。
黒コショウと潮のフレーバーがあることから海鮮系のキャンプ飯と相性がよいです。
タリスカーはハイボールもおすすめの飲み方であるため、キャンプでハイボールを飲みたい場合もおすすめになります。
スコッチウイスキー『タリスカー』の種類とおすすめの飲み方をご紹介
ラフロイグはスモーク香が非常に強いウイスキーであるため人を選びますが、ウイスキー通かつキャンパーの方には人気のある銘柄です。
口に含めば鼻腔を満たすような強いスモーク香とオイリーな味わいは、キャンプをより刺激的なものにすることでしょう。
焚き火が燃える様子を見ながら飲めば、いつもより高揚した気分でキャンプを楽しめるかもしれませんね。
アイラウイスキーのラフロイグとは? 種類や風味の特徴を解説!
キャンプにどのウイスキーを持っていくのかも重要ですが、より楽しむなら飲み方も重視したいところです。
普段飲みするウイスキーとキャンプで飲むウイスキーは違うので、普段飲んでいる飲み方よりもキャンプに適した飲み方があるかもしれません。
キャンプで自分に合った飲み方を見つけるには実際にウイスキーを飲んでみることがおすすめであるため、試したい飲み方を3つ紹介します。
ロックはウイスキーに氷を入れる飲み方であり、焚き火の近くで飲むことで氷が溶けアルコール度数が下がり酔いにくくなります。
キャンプでウイスキーを飲みたいけど度数が心配という方におすすめの飲み方です。
氷はクーラーボックスに入れて持ち運ぶこともできますが、ソロキャンプであれば持ち運ぶには大きすぎるため、グロウラーのような保冷力のあるボトルで持ち運ぶのがよいでしょう。
スキットルに入れたウイスキーをそのまま飲むストレートは、カッコいい印象もあり、手軽に飲めるのでキャンプならではの飲み方です。
もちろん、スキットルからグラスに注いでからストレートで飲んでもよいでしょう。
ただし、ストレートで飲み続けると舌が麻痺しますので、スキットルで飲む場合も水などのチェイサーを用意することをおすすめします。
冬場のキャンプで試したい飲み方には、ホットウイスキーがあります。
ホットウイスキーはウイスキーをお湯で割る飲み方です。
ウイスキーは度数が高いことから普通に飲むだけでも体が温まりますが、ホットウイスキーにして飲めばより体が温まります。
冬に飲めば冷えた体がすぐに芯から温まり、寒さに震えることなく心地よい気分で冬のキャンプが楽しめることでしょう。
キャンプでウイスキーを楽しむためのススメとなる情報を紹介しました。
スキットルに入れて持ち運ぶ銘柄を選んで、自然のなかでどのような飲み方をするのか考えているだけでも楽しいものです。
ウイスキーとキャンプの相性は抜群によいので、キャンプに行く予定がある方は、ぜひウイスキーも持っていきましょう。