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- ウイスキー基礎知識
ノンアルコールビールなど、飲酒を控えたいタイミングでも飲める飲料が人気を集めていますが、近年ではノンアルコールウイスキーも登場しています。
ウイスキーのノンアルコールの多くはハイボールを意識した商品となっており、ハイボール風のウイスキーであればご自宅で作ることも可能です。
アルコールの摂取を控えたいタイミングでもウイスキーを飲んでいる気分を味わえるため、場面を考えてノンアルコールウイスキーを楽しみましょう。
この記事では、ノンアルコールウイスキーについて解説し、作り方とおすすめ銘柄を紹介します。
この記事のポイント
ノンアルコールウイスキーとは、ウイスキーやウイスキーと炭酸水で割ったカクテルであるハイボール風でありながら、アルコールがほとんど含まれていない商品のことです。
ノンアルコールのお酒は、飲酒運転防止を目的にノンアルコールビールが販売されたことをきっかけに、長期間に渡ってアルコールの摂取を控えるべき妊婦の方やお昼もお酒を飲みたい方を中心に高い人気を集めました。
その結果、商品のラインナップはビールだけでなく、さまざまなお酒に広がり、ウイスキーのノンアルコール飲料も発売されています。
ウイスキーは非常にアルコール度数の高いお酒であるため、人によってはアルコールを気にして飲むなら身構える必要があるお酒です。
ウイスキー好きの方には、ウイスキーを飲みたくてもどうしても飲めないタイミングや、お昼にも後のことを気にせず気軽にウイスキーを飲みたいと考える方もいることでしょう。
気軽にウイスキーを飲んでいる気分を味わいたいという方に、ノンアルコールウイスキーは人気を集め始めています。
ウイスキーは非常に高いアルコール度数を持っており、強いものでは60度を超えます。
ノンアルコールとは正反対にあるアルコール度数の高いウイスキーを知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ノンアルコールウイスキーを飲むタイミングを2つ紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
車で移動した先でお酒を飲むことになったとき、帰りの運転をするならお酒を飲むことはできません。
このような状況でもアルコールを摂取せず、周りの人とともにお酒やウイスキーを飲みたい場合に役立つのがノンアルコールウイスキーです。
実際にアルコールを摂取していなくてもウイスキーを飲んでいる気分を味わえるため、雰囲気を楽しめることでしょう。
また、妊婦の方など長期的にアルコールの摂取ができない場合は、代わりにノンアルコールウイスキーを飲むことでアルコールの摂取を控えましょう。
ノンアルコールウイスキーは、アルコールの摂取ができない方もウイスキーを飲んだときの雰囲気を楽しめる飲料です。
前日に飲み過ぎて二日酔いになってしまった場合や、最近の飲酒を振り返ったとき、飲み過ぎに自覚がある場合はアルコールの摂取を調整したいと考えるかもしれません。
毎日飲酒をしている方は、肝臓を休めるために週に1日以上飲酒をしない日を作る休肝日を設定する人もいます。
アルコールの摂取を控える場合も、ノンアルコールウイスキーであれば飲んで問題はないため、このようなタイミングで飲むのも良いでしょう。
健康に気を使ってウイスキーを飲むときに知っておきたい糖質・プリン体・カロリーについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーの糖質やプリン体、アルコールのカロリーはどのくらい?
ノンアルコールウイスキーのおすすめ銘柄を3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
画像引用:https://drinkmonday.co/products/zero-alcohol-whiskey
ドリンクマンデー社から販売されているノンアルコールウイスキーの商品が「マンデイ ゼロ アルコール ウイスキー」です。
天然成分からアルコールを含まないウイスキー風の飲料を製造しており、そのままノンアルコールのカクテルを製造することも可能です。
ストレートで飲んだときに感じられるフレーバーは、レーズンのようなフルーティーさとバタースコッチの甘い香りが感じられ、糖蜜とキャラメルの濃厚な味わいにスパイシーなフィニッシュがあります。
アルコールだけでなく、ビーガン、グルテンフリー、ケトフレンドリー、0カロリー、8大アレルゲンフリーとさまざまな方々に配慮した商品です。
価格はある程度の値を張るウイスキーと同等であり、日本での入手も難しい商品ではありますが、ノンアルコールでウイスキーをストレートで楽しめる珍しい商品であるといえます。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777395626/
「のんある晩酌 ハイボール ノンアルコール」はサントリーが販売しているノンアルコールのハイボール缶です。
ウイスキー原酒からアルコール分を取り除く製法によって、アルコール度数を0にしています。
炭酸の爽快感とともにウイスキーらしい芳香な香りと風味も感じられ、ハイボールの味わいをノンアルコールで手軽に味わえます。
低価格でノンアルコールウイスキーを味わうならこちらのハイボール缶がおすすめです。
画像引用:https://sp.asahibeer.co.jp/products/highball.html
アサヒビールが販売する「スタイルバランス 香り華やぐハイボールテイスト」は、健康に気を使ってハイボールテイストの飲料を味わいたい方におすすめです。
アルコールだけでなく、カロリー・糖類を含めて0になっているのが特徴であり、難消化性デキストリンを5g含有していることから、食虫酒にした際に脂肪や糖分の吸収を抑える効果が期待できます。
ハイボールの風味が再現されており、甘味と苦みのバランスがよく炭酸の爽快感が味わえるのが特徴です。
アサヒビールではノンアルコールではないものの限りなくアルコール度数が0に近いハイボールの「ハイボリー」も販売しており、ノンアルコールで楽しめるお酒の開拓に積極的です。
ご自宅でもノンアルコールウイスキー風の飲み物を作ることが可能です。
アルコールを取り除くことは難しいため、別の飲み物を使ってハイボール風の飲み物を作ることになりますが、多くの方の冷蔵庫にあるあの飲み物でノンアルコールウイスキーが作れます。
それがお茶であり、麦茶やコーン茶などウイスキーの原料にも使われている麦やとうもろこしを使用したお茶を炭酸水で割るとハイボールに近い味わいになります。
レモンを絞るなどの工夫をすると、よりハイボールに近づきやすくなることでしょう。
ご自宅でも簡単に実践できるノンアルコールウイスキーの作り方を解説します。
材料 | 分量 |
お茶(麦茶・コーン茶など) | 90ml |
炭酸水 | 90ml |
レモン汁 | 数滴ほど |
作り方
麦茶とコーン茶を混ぜる、ウイスキーの風味に近いフレーバーシロップを加えるなどして、工夫すればハイボールの完成度は高まります。
既製品を購入するほうがクオリティは高くなりやすいですが、ご自宅で実際にノンアルコールウイスキーを作りたい方は実践してみましょう。
ノンアルコールウイスキーは、近年では今回紹介した銘柄以外にもさまざまな企業が販売している商品となっています。
そのため、ご自身の好みにあったノンアルコールウイスキーを選ぶことで、ウイスキーが飲めない状況にあってもウイスキーを楽しめます。
また、ご自宅ではお茶と炭酸水を使ってウイスキー風のハイボールを作れるため、ウイスキー好きでアルコールの摂取を控えなければならない状況にある方は工夫して乗り越えていきましょう。