【イベントレポート】ニッカウヰスキーの新境地を五感で体感できる「NIKKA FRONTIER BAR」とは?
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2024年7月19日(金)と20日(土)にザ・リッツ・カールトン東京にて、エドリントン社が主催する特別テイスティングイベント「ザ・マッカラン、果てなき旅路。」が開催されました!
六本木、ザ・リッツ・カールトン東京の45階に位置するバー「THE BAR」で開催された本イベントは、200周年キックオフイベントのテーマである「時間」をコンセプトに色とりどりのフィンガーフードと、アジアトップレベルのバーテンダーによって考案されたオリジナルカクテルによって、ザ・マッカラン 創業200周年を盛大に祝福しました。
今回Dear WHISKYは、光栄にもこの記念すべきイベントに招待していただきました。ぜひご覧下さい!
今年で創業200周年を迎える、世界最高峰のシングルモルトウイスキーブランド、ザ・マッカランはこの記念すべき年を祝い、キックオフイベントとして「ザ・マッカラン、果てなき旅路。」と題した特別テイスティングイベントを行いました。
会場では、ザ・マッカラン ダブルカスクに加え、ザ・リッツ・カールトン東京のヘッドバーテンダーである和田健太郎氏と、タイ・バンコクを拠点にするバー#FindTheLockerRoomのメンバーであり、2023年のバンコク・バーテンダー・オブ・ザ・イヤーに選出されたタナチャット “オング” ロハニミット氏の2名によるスペシャルカクテルも振る舞われました。これらのカクテルは本イベントと同じく、「過去・現在・未来」と3つの「時間」をテーマにしたものであり、同一のコンセプトのもとザ・リッツ・カールトン東京総料理長のサンドロ・ガンバ氏によって考案されたフィンガーフードとともに多くの来場者を唸らせました。
今イベントで振る舞われたカクテル6種は、7月21日(日曜日)~8月20日(火曜日)の間期間限定で、ザ・リッツ・カールトン東京45階「THE BAR」にてご注文いただけます。
名称 | 「ザ・マッカラン、果てなき旅路。」 |
日時 | 7月19日(金)13:00~23:00 7月20日(土)18:30~21:00 |
会場 | ザ・リッツ・カールトン東京 45階「THE BAR」 |
料金 | 入場:9,500円(7月19日のイベント) |
その他 | このイベントは、終了しております。 |
場所 | ザ・リッツ・カールトン東京「THE BAR」 東京都港区⾚坂9-7-1 東京ミッドタウン 45階 |
日時 | 7月21日(日)~8月20日(火) スペシャルカクテル6種が「THE BAR」のメニューに追加されます。 |
バー営業時間 | 月~木:15:00~23:30 (L.O. フード 22:00 / ドリンク 23:00) 金・祝前日:15:00~24:00 (L.O. フード 22:00 / ドリンク 23:30) 土:12:00~24:00 (L.O. フード 22:00 / ドリンク 23:30) 日:12:00~23:30 (L.O. フード 22:00 / ドリンク 23:00) |
カクテル価格 | 各 3,600円 |
お問い合わせ | ザ・リッツ・カールトン東京レストラン予約 TEL/03-6434-8711(10:00~20:00) |
1824年、創業者アレクサンダー・リード氏がスコットランドのスペイサイド地方の小さな蒸溜器で最初のウイスキーを蒸留し始めてから、ザ・マッカランの伝説的な物語は始まりました。その独特な形のポットスチル から生み出される、スペイサイド・モルトとしては珍しい、重たくオイリーな酒質は世界中に愛好家を生み出してきました。
加えて、原木からシーズニングまで全てを自社管理で行うほど、こだわり抜かれたシェリー樽で熟成されたウイスキーは、シングルモルトのロールスロイスと称されるほどの雅やかな気品を纏っています。
蒸溜所名 | ザ・マッカラン |
創業 | 1824年 |
所在地 | ザ・マッカラン蒸溜所, イギリス 〒AB38 9RX Aberlour, Easter Elchies |
公式HP | ザ・マッカランの公式ホームページはこちら! |
東京の中心地の一つ、六本木に位置するザ・リッツ・カールトン東京は、選び抜かれた最高級のレストランを取り揃えた日本でも指折りの5つ星ホテルです。ミッドタウンタワーの最上層9フロアのうち、45階に位置する「THE BAR」では東京でも有数の絶景とともに、こだわり抜かれた内装とインテリアによって表現されたアーティスティックな空間は、水上ステージで奏でられる音楽と交わり、幻想的な空間を創り出します。
名称 | ザ・リッツ・カールトン東京 |
開業 | 2007年 |
所在地 | 〒107-6245 東京都港区赤坂9丁目7−1 東京ミッドタウン |
アクセス(電車) | 六本木駅 ・ 都営大江戸線:8 番出口より地下通路直結 ・ 東京メトロ日比谷線:地下通路にて直結 ※日比谷線「六本木駅」より車椅子・ベビーカーにてお越しの場合、4a 出口より地上からお越しください。 乃木坂駅 ・ 東京メトロ千代田線:3 番出口より徒歩約 5 分 |
公式HP | ザ・リッツ・カールトン東京の公式ホームページはこちら! |
「ザ・マッカラン、果てなき旅路。」では、2名のバーテンダーによって、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクを使用し「過去」「現在」「未来」の3つを表現したカクテルが、計6種考案されました。それぞれバーカウンターにて45分ごとにサーブされており、イベント中は、常に人だかりができていました。
今イベントで振る舞われたカクテル6種は、7月21日(日)~8月20日(火)の間期間限定で、ザ・リッツ・カールトン東京45階「THE BAR」にてご注文いただけます。
お名前 | 和田 健太郎 さん |
バー | THE BAR |
バー所在地 | 〒107-6245 東京都港区赤坂9丁目7−1 東京ミッドタウン 45階 |
ご紹介 | ヘッドバーテンダーの和田 健太郎氏は、ニュージーランドのライブハウスでミクソロジストとしての技術を磨いた後、2013年7月にザ・リッツ・カールトン東京に入社されました。「ボビーズジン カクテル コンペティション」を始めとする、数々のコンクールで優勝し、世界大会でも日本代表として出場した実績を持っておられます。見た目も華やかに仕上げる和田氏のカクテルは、世界各国から「THE BAR」に集まる方々を魅了します。 |
バー公式HP | THE BARの公式ホームページはこちら! |
最上白味噌、ミョウガ、蕎麦湯と日本由来の原材料を使用し、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクの芳醇な香りを引き出したカクテルです。
名前 | 江戸東京水割り |
レシピ | ザ・マッカラン・12年 ダブルカスク、最上白味噌、ミョウガ、蕎麦湯 |
テイスト | 芳醇なかおり、コクのある甘さ、爽やかな香り |
見た目にも楽しく、ロックアイスに刻印された蜂の巣柄と花びら、淵に散りばめられた抹茶がうつくしいカクテルです。抹茶とウイスキーの意外な組み合わせが、互いの香りをふんだんに引き出しています。
名前 | ビーズ、リーフ アンド バーリー |
レシピ | ザ・マッカラン・12年 ダブルカスク、貴和蜜、瀬戸内レモン、奥ノ山 抹茶 |
テイスト | 清涼な甘み、深みがありコクを感じる後味 |
未来のカクテルとしてサーブされるのは、「ザ・セイム・オールド」、「いつもの」サワーです。伝統的なウイスキー・サワーにツイストを加えた、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクの小麦感を引き立てるカクテルです。
名前 | ザ・セイム・オールド・サワー |
レシピ | ザ・マッカラン・12年 ダブルカスク、小麦ビールのコーディアル、卵白、鰹節 |
テイスト | 濃厚な口当たり、芳醇で複雑な香り、 |
お名前 | タナチャット “オング” ロハニミットさん |
バー | #FindTheLockerRoom |
バー所在地 | 406 Thong Lo, Khwaeng Khlong Tan Nuea, Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110, Thailand |
ご紹介 | 2017年にアジア各国のトップバーテンダーが集まりバンコクにオープンした、アジア圏最注目のスピークイージーバー。当初は全く宣伝なども行わず、口コミだけで爆発的に人気を博した当バーは数々の賞も受賞し、2018年にバンコクトップに上り詰めました。#FindTheLockerRoom & Find The Photo Booth のグループバーオペレーションズマネージャーである、タナチャット “オング” ロハニミットさんは、#FindTheLockerRoomでバーテンダーとしてのキャリアをスタートさせた後、#FindTheLockerRoomとFind The Photo Boothの両方のグループバーオペレーションズマネージャーを担当しています。2023年のバンコク バーテンダーオブザイヤーに選出されました。 |
バー公式HP | #FindTheLockerRoomの公式インスタグラムはこちら! |
黒糖によって、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクの深みとコクを引出したオールドファッションドです。ソーダでアルコール度数も抑えられている上に、発泡感がより香りを引き出します。
名前 | ザ・マッカラン・オールドファッションド |
レシピ | ザ・マッカラン・12年 ダブルカスク、黒糖、アンゴスチュラ ビターズ、ソーダ |
テイスト | 深い甘み、芳醇なウイスキーの香り |
鼻に抜ける2種の柑橘の香りとマッシュルームケチャップの豊かな旨みが、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクの新たな味わいを演出します。後味にはほうじ茶の香りがのこり、すっきりとした口当たりです。
名前 | チョエット |
レシピ | ザ・マッカラン・12年 ダブルカスク、オレンジジュース、ほうじ茶シロップ、レモンジュース、マッシュルームケチャップ、アンゴスチュラ ビターズ |
テイスト | すっきりとした酸味、柑橘の甘さ、旨味 |
タオチャットさん最後のカクテルは、再びオールドファッションドに戻りました。「過去」のカクテルとは全く異なる、「未来」のオールドファッションドは、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクの味わいがストレートに感じられる1杯です。
名前 | グッドオール・ファッションドハイボール |
レシピ | ザ・マッカラン・12年 ダブルカスク、オレンジビターズ、ソーダ、菊花ココナッツシロップ |
テイスト | 花の豊かな香り、芳醇な味わい、 |
会場ではザ・マッカラン・12年 ダブルカスクシリーズの12年、15年、18年がストレート/ロック/ハイボールの3種類でサーブされており、皆さんご自身好みの飲み方で楽しまれていました。
ストレートで3種飲み比べされている方も多く見られ、それぞれの個性を比較しながら飲む経験は、至福のひとときです。
東京ミッドタウン内を抜け、ザ・リッツカールトンに入りエレベーターで45階まで登るとホテルロビーに隣接した「THE BAR」にたどり着きました。
各所にザ・マッカランのロゴとイメージカラーである鮮やかな赤で彩られた会場に心躍りました。
ザ・マッカランとザ・リッツカールトンのロゴをあしらったフォトブースでは、会場にいらしていた参加者の方々が、2人の著名バーテンダーによってつくられたカラフルで美しいカクテルを片手に、お写真を取られていました。
バーへと続く通路のサイドには、博物館の展示品のようにザ・マッカランNo. シリーズと25年・30年が展示されておりました。
マッカランの「過去」、歴史を感じるボトルの数々は圧巻でした。
中でも一際目を引いたのが、ザ・マッカラン Mブラックです。
フランスのガラス工芸家であるルネ・ラリックさんによってデザインされたボトルが、美しいライティングのもと重厚に輝いていました。
ザ・リッツ・カールトン45階の、「THE BAR」にて行われた今イベントは、素晴らしい東京の夜景をバックに優雅で煌びやかな空間を演出しておりました。
参加者の皆さん美しいドレスやスーツに身を包まれて、ザ・マッカラン・12年 ダブルカスクを楽しまれる雰囲気は、まさに創業200周年のキックオフイベントにふさわしい豪華なパーティーとなっておりました。
ザ・リッツ・カールトン東京総料理長のサンドロ・ガンバさん考案のメニューの数々は、ライブステーショントローリーとパスアラウンドの2種に分けられ、ライブステーショントローリーでは常に、「過去・現在・未来」をイメージした料理が用意されていました。
加えて、45分ごとにカクテルメニューとともに移り変わるパスアラウンドメニューには、それぞれ時間のテーマに合わせた独創的で豪華な上、見た目にも美しい品々がイベントを彩りました。
皆さん時間帯によって変わるカクテルとフードの数々を、様々なペアリングで試されており、会場は感嘆の声で溢れていました。各「時間」テーマの3種に必ずスイーツが含まれており、さまざまなフードとカクテルを楽しんだ後に、スイーツとザ・マッカラン ダブルカスクを嗜むのは、至福のひとときでした。
イベントも中盤に差し掛かり、「現在」のカクテルやフードに会場が舌鼓を打つ中、特別ゲストのMIYAVIさんが登場し「THE BAR」の美しい水上のステージで、様々な楽曲を披露してくださいました。
これまでの優雅なパーティーのような雰囲気とは打って変わって、強いエネルギーを感じるライブパフォーマンスは「200 Years Young」(未だ200歳)というザ・マッカラン200周年のスローガンにぴったりのものでした。
さらに、サプライズゲストとして日本を代表する津軽三味線演奏家である上妻宏光さんが登場し、「月影」をライブセッションするとイベントは歓喜の渦に包まれました。
以上、「ザ・マッカラン、果てなき旅路。」のイベントレポートでした。
創業200周年のテーマにザ・マッカランが掲げる、「200 Years Young」(未だ200歳)というスローガン、伝統や歴史の重みと未来につながるモダンなウイスキーづくりを体現したような、心躍るイベントでした!
美しい夜景と重厚な雰囲気のバーで、テーマに沿ったカクテルやフードを楽しむイベントは、それぞれザ・マッカランの「過去・現在・未来」を追体験させてくれました。加えて、エネルギッシュなライブパフォーマンスが合わさり、これからのザ・マッカランの「妥協なきものづくり」に夢が膨らむキックオフイベントとなっておりました。
過去200年は序章に過ぎないと掲げ、伝統を重んじつつ革新を続けるザ・マッカランをぜひご堪能ください!