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【イベントレポート】Tokyo International BarShow 2024<第1弾>

2024.08.08 / 最終更新日:2024.08.08

2024年5月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり、「Tokyo International BarShow 2024 / 東京 インターナショナル バーショー 2024」が開催されました!

BarShow(バーショー)は、世界各国で開催されている酒類業界では最大級のイベントです。バーとお酒、カクテル、ウイスキーなどの知識を深め、楽しむ、世界中が注目するバー業界のビッグウェーブを体感できるイベントとして、沢山のコンテンツが用意されています。

第1弾では、当日の活気あふれる会場の様子をお届けします!第2では、ゲストによるメインステージでの講演やマスタークラスの様子を、第3弾ではゲストの方々とバーショー主催者である岸さんへの特別インタビューの様子をお届けしますので、是非併せてご覧ください!

併せてお読みください!

Tokyo International BarShow 2024 イベント概要

世界的に著名なバーテンダーのデモンストレーションが繰り広げられ、国内外の貴重なお酒を堪能することができ、お酒に関する造詣を深めることができるバー業界最大級のイベント、それがこの「東京 インターナショナル  バーショー」です。

バーショーでは、一部の有料試飲を除いて入場料金のみで世界の貴重なお酒を堪能することができます。また、酒類業界の著名人によるセミナーやカクテルショーなども楽しむことができる、お酒好きにはたまらないイベントです!

今年のバーショーのサブタイトルは「Cocktail Innovation」。2018年に『東京 インターナショナル バーショー オフィシャル エグゼクティブ』に就任したDave Broom(デイブ・ブルーム)氏に加え、海外ゲストにバー業界の革新者であるJason Crawley(ジェイソン・クラウリー)氏を迎えて、日本のバー業界に革新が起こることへの期待と願いを込めて名付けられました。

今年も美味しいお酒を求めて、多くの人が東京ドームシティ・プリズムホールに集まりました!

日時 2024年5月11日(土) 11:00~18:30
2024年5月12日(日) 11:00~18:30
会場 東京ドームシティ・プリズムホール
主催 一般財団法人 カクテル文化振興会
公式HP http://tokyobarshow.com/

イベントレポート

オープニングセレモニー

昨年に引き続き、今年も司会を務められたネルソン・バビンコイ氏によって、東京 インターナショナル バーショーが開幕しました!

2日間のバーショーを彩る豪華著名人が登壇し、デイブ・ブルーム氏の”Tokyo International BarShow open!”の掛け声で華やかに開幕しました。ステージ前にはたくさんの人が集まり、ともにTokyo Intearnational BarShow 2024が開幕する喜びを分かちあいました。

Tokyo Intearnational BarShow 2024開幕!

イベントの雰囲気を一部お届け!

今年は54社の企業が出展しました。各企業の特色が表れたブースは、味だけではなく目で見て楽しむことができるほどに造りこまれたものばかりでした!
こちらでは、一部のブースの様子をお届けします。是非一緒にバーショーの会場を巡る気分でご覧ください!

デュワーズブース

デュワーズブース外観

こちらはデュワーズブースの様子です!「#WHISK(E)Y THEATER by BACARDI」と書かれた煌びやかな看板が印象的です。「シアター」という名前の通り、シックな劇場のような外観が一際目を引きます。

デュワーズのブースの前には常に人の列が絶えず、人々の関心の高さがうかがえました。中に入ると、まずはデュワーズの歴史や製品について学ぶことができる動画を視聴します。

ステファニー・マクラウドさんとデュワーズダブルダブル21年

デュワーズダブルダブルシリーズをテイスティング!

動画を視聴した後は、さらに奥にあるバーカウンターを模したスペースへ進みます。
そこにはなんと、デュワーズで女性初のマスターブレンダーに就任したStephanie Macleod(ステファニー・マクラウド)氏が手掛けたデュワーズダブルダブルシリーズのボトルが!

左から、デュワーズ ダブルダブル21年、デュワーズ ダブルダブル27年、デュワーズ ダブルダブル32年

今回は、デュワーズ ダブルダブル21年、デュワーズ ダブルダブル27年、デュワーズ ダブルダブル32年の3種類をテイスティングさせていただきました。

ダブルダブルシリーズを手掛けたステファニーさんからの解説を聞きながら、それぞれの香りと味わいの違いを体感しました。
ステファニーさんは、「皆さんが感じた香りや味わいを、日本の食べ物に例えて教えてください。私のテイスティングノートに追記したいと思います!」と呼びかけ、来場者は思い思いの例えを挙げていて、終始活気のあるテイスティング会でした。

テイスティングをするステファニー・マクラウドさん

ニッカウヰスキーブース

こちらはニッカウヰスキーブースです!

概観は、モダンで高級感のある、レンガ造りのデザインが特徴的です。ニッカウヰスキーといえば、古き良き日本の伝統というイメージが強いですが、海外では反対に現代的でクールなイメージが強いそうです。今回のブースデザインは、もし海外にニッカバーを造るなら?というイメージで造られたのだとか!

レンガ造りのデザインが特徴的なニッカウヰスキーのブース

ニッカウヰスキーでは、ウイスキーをメインに扱うブースの他にも、カクテルメインのブースが出展していました!

「KWANT」というロンドンにあるバーとタイアップし、KWANTのバーテンダー「Erik Lorincz」さんをはじめとした、世界的に有名なバーテンダーの方々がカウンターに立ちました。バーショーにふさわしい国際的で豪華なメンバーとなっていました。

提供されているカクテルは、美味しさはもちろんのこと、使用しているニッカウヰスキーのお酒の個性をしっかりと表すことができているかがポイントなのだそうです!

KWANTというbarを再現したニッカウヰスキーのブース

サントリーブース

こちらはサントリーとアニメ『バーテンダー 神のグラス』がコラボしたブースです!

黒を基調とした外観にアニメの映像がモニターへ映し出され、一際目立つブースデザインとなっていました。2日間を通してサントリーのブースの前には行列ができており、ブースに入場できるのを今か今かと待ちわびている人ばかりでした!

サントリーと『バーテンダー 神のグラス』がコラボしたブース

中に入ると、アニメ『バーテンダー 神のグラス』に登場するバー「イーデンホール」が再現された美しい内装が広がっていました!

カウンターに立っていたのは、サントリーが主催するカクテルコンペティション歴代優勝者の皆さん。来場者の方々は「イーデンホール」にて美味しいお酒を思い思いに味わっていました。

アニメ『バーテンダー 神のグラス』に登場するバー「イーデンホール」を表現したブース

キリンビール株式会社 富士御殿場蒸溜所のブース

こちらはキリンビール株式会社 富士御殿場蒸溜所のブースです!

キリンジャパニーズウイスキー 富士を中心に、数々の賞を受賞したウイスキーが種類豊富に取り揃えられていました。

富士シリーズのボトルが並べられた富士御殿場蒸溜所のブース

多くのブース来場者が楽しんでいたのは、「シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士の構成原酒3種の比較試飲セット」です。

同じグレーン原酒でも、蒸留方式の違いによって香りの奥深さや味わい、余韻の残り方が全く異なっていました。インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2023 にてゴールドを受賞した「シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士」の構成原酒を愉しめるとのことで、キリンブースの周りには多くの人だかりができていました!

シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士の構成原酒3種の比較試飲セット

アードベッグブース

こちらはアードベッグブースです!

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社によるアードベックブースでは、アードベッグ10年が使用された「ヘアーオブショーティ」というカクテルが提供されていました!こちらは新宿ウヰスキーーサロンのオーナーである、静谷和典さんのオリジナルカクテルで、ショーティくんという名前の犬から名づけられたのだそうです。

終始大盛り上がりだったアードベッグブースの様子

限定100杯ということで、提供開始10分前からブースの周りには多くの人だかりができていました。アードベッグ10年をメインに、バジルパッションジュースとマスカルポーネチーズが織りなす風味から、今までに味わったことのない全く新しいカクテルに仕上がっています。仕上げのアロマティックスプレーと肉球のグミを添えれば、楽しい見た目と新しい味わいに出会えます。

アードベッグ10年をメインにしたカクテル

ベンチャーウイスキーのブース

こちらはベンチャーウイスキーのブースです!

こちらではイチローズモルトクラシカルシリーズをはじめ、リーフシリーズなど豊富な種類が取り揃えられていました。イチローズモルトを飲み比べることができることから、こちらもブースの周りには多くの人が集まっていました。

種類豊富なベンチャーウイスキーのブース

ペルノ・リカール・ジャパンのブース

こちらはペルノ・リカール・ジャパンのブースです!

アメリカのバーボンウイスキー、ラビットホールのブースではSimon Darveniza(サイモン・ダーヴェニーザ)氏がウイスキーを提供していました!ラビットホールは、トースト(低温加熱)とチャー(高温加熱)で内側を焦がした樽を使用しており、バーボンウイスキーの伝統と新たな挑戦が融合したウイスキーです。

ラビットホールのブースとサイモン・ダーヴェニーザさん

ジン・ガーディアンズ授賞式

3名のジン・ガーディアンズが誕生!

「ジン・ガーディアンズ」とは日本のジンの普及・発展に寄与した人物に日本ジン協会から授与される称号です。今年も新たに3名のジン・ガーディアンズが誕生し、日本ジン協会代表の岸久氏から表彰されました。

ジン・ガーディアンズ授賞式の様子

なでしこカップの表彰式とクロージングセレモニー

なでしこカップの表彰式!

クロージングセレモニーでは、なでしこカップの表彰式が執り行われました。

なでしこカップとは、女性バーテンダーによる技の競演です。テーマは「国産ジンをベースにした、国産フルーツまたは国産野菜を使用したカクテル」で、総勢10名の女性バーテンダーの方々がバーショーのステージ上で競い合いました。

今年の優勝者は、東京都中央区にあるバー「酒向BAR」の木下由美さんでした!作品名は、『Have a break』。ジンが酒類の中でも珍しいアルカリ性という点に着目し、日々の疲れによって酸性体質に傾いた私達へ、身体に優しいカクテルを考案されました。

なでしこカップで優勝した「酒向BAR」の木下由美さん

BarShow 2024の閉幕!

バーショーの最後には、2日間私達にお酒を提供してくださった出展企業の方々や海外ゲストの方々が登壇し、ステージを彩ります!

バーショーの閉幕を惜しみながらも、来年またこのプリズムホールで再会することを願って、「Tokyo International BarShow !」の掛け声で締めくくりました。

BarShow 2024、閉幕!

次回はセミナー編!

以上、Tokyo Intearnational BarShow 2024のイベントレポートでした!

昨年に引き続き大盛況となったバーショー。今年の来場者には若い方や海外の方も多く、お酒を通じて世代や国境を越えた繋がりが生まれていることを感じられるイベントとなりました。

第2弾では、メインステージでの多彩なゲストによる講演やトークセッション、そしてマスタークラスでの各セミナーの様子などをお伝えします!また、デュワーズのマスターブレンダーであるステファニー・マクラウドさんと『東京 インターナショナル バーショー オフィシャル エグゼクティブ』であるデイブ・ブルームさんへの独占インタビューもありますので、是非ご覧ください!

併せてお読みください!

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