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ブラッドオウスの種類と味わい、おすすめの飲み方

2024.09.30 / 最終更新日:2024.09.30

ブラッドオウスは、ラックス・ロウ蒸溜所で製造される限定リリースのバーボンウイスキーです。

毎年リリースされているシリーズであり、2024年には10種類目のリリースとなるPact10を迎えました。

リリースされた年度によって異なる味わいを持つシリーズであり、バーボンウイスキーをシェリー樽やワイン樽などでフィニッシュした銘柄もあります。

この記事では、ブラッドオウスの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • ブラッドオウスの種類と味わいを紹介
  • ブラッドオウスのおすすめの飲み方を解説

ブラッドオウスとは

ブラッドオウスは、アメリカのケンタッキー州にあるラックス・ロウ蒸溜所で製造されるバーボンウイスキーです。

このウイスキーは、バーボンと科学を研究するジョン・レンペによって生み出されました。

彼は忘れられてしまった希少なバーボンの味わいを探し出すために、これまで想像のつかなかった組み合わせでバーボンを製造しています。

そして、造り出されたバーボンをごく少数の人に販売しています。

何にも依存せず、贔屓することなく、我が道を征く男が生み出した特別なバーボンウイスキーがブラッドオウスです。

ブラッドオウス(Blood Oath)は直訳すると血の誓いであり、ウイスキーの名前をこの様な名称にすることからも信念の強さがうかがえます。

ラックス・ロウ蒸溜所ではブラッドオウス以外にも、エズラブルックス、デイビスカウンティ、デビッドニコルソン、Revel Yellなどのラインナップがあります。

同蒸溜所のラインナップについては以下の記事で紹介しています。

ブラッドオウスの種類と味わい

ブラッドオウスの種類と味わいを紹介します。

  • ブラッドオウス Pact No.1
  • ブラッドオウス Pact No.2
  • ブラッドオウス Pact No.3
  • ブラッドオウス Pact No.4
  • ブラッドオウス Pact No.5
  • ブラッドオウス Pact No.6
  • ブラッドオウス Pact No.7
  • ブラッドオウス Pact No.8
  • ブラッドオウス Pact No.9
  • ブラッドオウス Pact No.10

ブラッドオウス Pact No.1

画像引用:https://woodencork.com/products/blood-oath-pact-no-1

ブラッドオウス Pact NO.1は、バーボン樽同士を見事に組み合わせる調和をテーマにしたボトルです。

バニラやメープルシロップを思わせる甘い香り、柑橘系の果実の味わいにコショウのスパイシーさが感じられます。

2015年の春に発売された最初のブラッドオウスです。

ブラッドオウス Pact No.2

画像引用:https://www.musthavemalts.com/product/blood-oath-pact-2-bourbon/

ブラッドオウス Pact No.2は、一部にポートワイン樽を使用したブラッドオウスの2番目のリリースです。

キャラメルにタバコを思わせるようなフレーバーがあり、甘くてスパイシーでベルベットのようになめらかな口あたりが特徴です。

ブラッドオウス Pact No.3

 

画像引用:https://woodencork.com/products/blood-oath-pact-no-3

ブラッドオウス Pact No.3は、カベルネ・ソーヴィニヨン樽で仕上げた長期熟成のバーボンを使用したボトルです。

ココアのような甘い香りに、アプリコットのフルーティーさとスパイシーな風味があります。

ブラッドオウス Pact No.4

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.4は、長期熟成の3つのバーボンを使用しており最も長いもので12年熟成のウイスキーを使用しています。

バニラとチョコレートを思わせる甘い香りがあり、オーク由来のフレーバーと濃厚な甘みがあります。

ブラッドオウス Pact No.5

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.5は、13年以上熟成したバーボンに、11年熟成のウィーテッドバーボン、ラム樽で仕上げたバーボンをブレンドしたボトルです。

ラム樽で熟成したことにより黒糖を思わせる香りがあり、深みのある甘い味わいを持っています。

ブラッドオウス Pact No.6

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.6は、コニャック樽で熟成されたバーボンを使用したフルーティーな風味のボトルです。

香ばしいべっこう飴のような香りに、レーズンやベリー系の果実を思わせる濃厚なフルーツの味わいがあります。

ブラッドオウス Pact No.7

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.7は、ソーテルヌワイン樽で仕上げたバーボンを使用する7番目にリリースされたボトルです。

キャラメルとハチミツの甘い香りに、桃やアプリコットのフルーティーなフレーバーがあります。

ブラッドオウス Pact No.8

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.8は、フランスのノルマンディー地方のカルヴァドス樽を使用した特別なバーボンです。

カルヴァドス樽由来のりんごのフルーティーな風味があり、シナモンとバタースコッチの風味を持ちます。

ブラッドオウス Pact No.9

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.9は、スペイン産のオロロソシェリーオーク樽で熟成されたバーボンを使用しており、3種類のブレンドしたバーボンのうちの1つは16年熟成です。

イチジク、プラム、レーズンなど、シェリー樽の濃厚な果実の風味があり、チョコレートやタバコのような味わいです。

ブラッドオウス Pact No.10

画像引用:https://luxrowdistillers.com/blood-oath/

ブラッドオウス Pact No.10は、3種類のバーボンのうち2種類が赤ワインのカベルネフラン樽、メルロー樽を使用したダブルフィニッシュのボトルです。

ラズベリーのような甘い風味に、黒コショウのスパイス感があり、キャラメルの香ばしいフレーバーが特徴です。

ブラッドオウスのおすすめの飲み方

ブラッドオウスのおすすめの飲み方を解説します。

  • ストレート
  • ロック

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレート

ブラッドオウスは、熟成樽にワイン樽を使用していることが多いため、バーボンでありながらフルーティーな味わいを強く持っています。

そのため、フルーティーな風味を味わいやすいストレートのほうがブラッドオウスの味わいを堪能しやすいです。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

ロック

ブラッドオウスは、ロックにするとフルーティーさよりもバーボンらしい風味が前面に出やすくなります。

氷が溶けることで加水されたときの変化を楽しむのも魅力の飲み方です。

ウイスキーのロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

まとめ

ブラッドオウスは、ラックス・ロウ蒸溜所がリリースする大変希少なウイスキーであり、日本国内の入手は難しい銘柄です。

長期熟成かつ特別な樽で熟成されたバーボンに興味がある方は目をつけておきたいボトルです。

日本において一般的に販売されることが楽しみなウイスキーとなっています。

 

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