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終売したカリラ 12年 アンピーテッドとは? 入手方法とおすすめの飲み方を紹介

2024.05.30 / 最終更新日:2024.05.30

カリラ 12年 アンピーテッドとは、アイラウイスキーの特徴であるピート麦芽を使用しない12年以上熟成させたクセが少なく飲みやすいカリラです。

アイラウイスキーはクセが強く初心者向きではないといわれることがありますが、こちらのカリラは驚くほど飲みやすく、ウイスキーを飲み慣れていない人でも味わいやすい銘柄です。

しかし、現在このボトルは終売しており、入手困難となっています。

この記事では、終売したカリラ 12年 アンピーテッドの入手方法とおすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • 終売したカリラ 12年 アンピーテッドについて解説
  • カリラ 12年 アンピーテッドの入手方法・おすすめの飲み方を紹介

終売したカリラ 12年 アンピーテッドとは?

画像引用:https://www.kameya.jp/shopdetail/000000005487/

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 64%
参考価格 不明

カリラ 12年 アンピーテッドは、スコットランドのアイラ島にあるカリラ蒸溜所で製造されるシングルモルトウイスキーであり、その名の通り原料にピート麦芽を使用していないカリラです。

アイラウイスキーの特徴はピートを焚くことによるスモーキーな香りであり、ピート麦芽を使用しないカリラ 12年 アンピーテッドはピート香の個性がほとんど感じられません。

クセのある個性がなくなったことにより、驚くほど飲みやすい味わいに仕上がり、ウイスキーを飲み慣れていない人でも飲みやすい風味となりました。

しかし、カリラ 12年 アンピーテッドはすでに終売しており、現在はプレミア価格で取引され、カリラの中でも入手困難な銘柄となっています。

終売の理由は明らかにされていませんが、ウイスキー業界が原酒不足に陥っている現状では、限定販売を除いて再び販売することが難しいかもしれません。

価格の高騰からも、ピート香のないカリラに興味があるウイスキー好きの方、カリラが好きでコレクションを目的にボトルを収集したい愛好家の方を中心に古酒市場で取引されているのが現状です。

カリラの種類と味わいについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

カリラとは?種類や味わい、おすすめの飲み方を紹介!

カリラ 12年 アンピーテッドの味わい

カリラ 12年 アンピーテッドは、ピート麦芽を使用せず、12年以上熟成させ、64%の高いアルコール度数でボトル詰めした銘柄です。

アルコール度数が高いにもかかわらず、アルコールの刺激が少なく優しい印象を感じる風味となっています。

青リンゴや洋ナシなど甘みのあるフルーティーな香りに、スモーキーな風味はほとんど感じられませんが、アイラらしい潮気のあるニュアンスがあります。

香ばしいケーキとチョコレートのような甘い風味となっており、クリーミーな味わいが特徴的で、全体的にすっきりとした印象に仕上がっています。

カリラ 12年の香りや味わいから、ピート香が消えて、よりカリラの原酒が持つ複雑な風味を堪能できる華やかな印象のウイスキーです。

ピート香はアイラウイスキーの個性ではありますが、あえて個性を抜いたカリラがどのような味わいを持つのか気になる方におすすめのウイスキーといえるでしょう。

ウイスキーのピートについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーのピートとは? ピート香の強いウイスキーの飲み方も解説!

終売したカリラ 12年 アンピーテッドの入手方法・飲む方法

カリラ 12年 アンピーテッドの入手方法と飲む方法を紹介します。

  • 古酒を取り扱う酒店を探す
  • オンラインショップから探す
  • スコッチの古酒を取り扱うバーで飲む

それぞれ詳しく見ていきましょう。

古酒を取り扱う酒店を探す

カリラ 12年 アンピーテッドは、古酒を取り扱う酒店で取り扱われていることがあります。

すでに終売している銘柄であり入手困難になっていますが、実店舗を巡って探す場合は思いがけないウイスキーとの出会いがあるかもしれません。

カリラ 12年 アンピーテッドのみを探す場合は非効率になるかもしれませんが、他の銘柄と同時に探す場合や、酒店巡りを楽しむ場合はおすすめです。

オンラインショップから探す

古酒を取り扱うオンラインショップでは、カリラ 12年 アンピーテッドを取り扱うお店もあります。

プレミアム価格で取引されており、市場への流通数が少ないことから相場が安定しない場合もありますが、ショップ同士の価格を比較して選んでみましょう。

カリラ 12年 アンピーテッドのみを探す場合は、インターネットから探すほうが効率的です。

スコッチの古酒を取り扱うバーで飲む

カリラ 12年 アンピーテッドはスコッチのシングルモルトの古酒の中では、購入できないほど値上がりしている銘柄ではありませんが、予算としてボトルを購入するのが難しい方もいることでしょう。

より気軽に安く飲みたい場合は、スコッチの古酒を取り扱うバーを探して飲むのも選択肢になります。

オーセンティックバーを中心にウイスキーを提供するバーでは、一杯から希少なウイスキーを飲むことができるため、カリラ 12年 アンピーテッドに限らず希少なウイスキーはバーで飲むのもおすすめです。

バーでのウイスキーの楽しみ方はこちらの記事で紹介しています。

バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説

カリラ 12年 アンピーテッドのおすすめの飲み方

カリラ 12年 アンピーテッドのおすすめの飲み方を紹介します。

  • ストレート
  • ロック
  • ハイボール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレート

カリラ 12年 アンピーテッドは、初心者も飲みやすい味わいであるため、ストレートで味わうことをおすすめします。

アルコールの刺激をキツく感じにくいものの、度数は高いことから、水や炭酸水などのチェイサーを用意してゆっくり味わいましょう。

加水によって香りが開きやすいことから、ウイスキーに水滴を垂らして香りや味わいの変化を楽しむワンドロップも向いています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

ロック

カリラ 12年 アンピーテッドをさらに楽しめる飲み方がロックであり、氷が少しずつ溶けることによる温度や味わいの変化を楽しめます。

ストレートよりも飲みやすく、まろやかな味わいに変化することから、変化を楽しんでゆっくり飲みたい方におすすめです。

ロックの作り方や楽しみ方を知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ハイボール

現在では希少なウイスキーとなっているカリラ 12年 アンピーテッドではありますが、ハイボールであればさらに飲みやすい味わいに変化します。

フルーティーで香ばしく、潮気のあるニュアンスが爽快感のあるハイボールともマッチしているため、おすすめの飲み方です。

ハイボールに合う高級ウイスキーはこちらの記事で紹介しています。

ハイボールに合う高級ウイスキーのおすすめ銘柄10選!

まとめ

終売したカリラ 12年 アンピーテッドについて紹介しましたが、現在では愛好家やウイスキー好き以外には手が届かない銘柄になってしまったものの、ウイスキーを飲み慣れていない人も飲みやすい完成度の高いボトルです。

気になる方は、酒店・オンラインショップなどでボトルを入手するか、バーなどで飲むことをおすすめします。

スタンダードボトルであるカリラ 12年もピート香のクセはありますが、アイラウイスキーの中でも飲みやすい味わいであるため、より飲みやすくなったカリラを堪能しましょう。

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