山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
クランスマンは、ハイランドのロッホローモンド蒸溜所で製造されるスコッチウイスキーです。
ロッホローモンド蒸溜所でつくられたグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドしてつくられています。
そのため、非常にライトな口あたりとなっており、なめらかで飲みやすいことが特徴です。
この記事では、クランスマンの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.whisky.com/
クランスマンは、スコットランドのハイランド地方にあるロッホローモンド蒸溜所で製造されるブレンデッドウイスキーです。
ロッホローモンド蒸溜所では、グレーンウイスキーを含めたさまざまな原酒が製造されていますが、クランスマンはロッホローモンド蒸溜所で製造された原酒をブレンドしています。
この記事ではクランスマンの概要と製造方法を紹介します。
クランスマンを製造したロッホローモンド蒸溜所は、1965年に設立されました。
アメリカ人オーナーのダンカン・トーマスとシカゴのバートン・ブランズの共同パートナーシップにより設立され、アメリカ企業が実権を握りましたが、1984年に閉鎖されました。
翌年にはインバーハウスの手に渡り、1993年かクランスマンに必要なグレーンウイスキーの製造を開始します。
クランスマンが販売されるのは2014年のことであり、エクスポネネット社の買収をきっかけにロッホローモンドの数あるラインナップのひとつとして加わりました。
ロッホローモンドのシングルモルトについてはこちらの記事で紹介しています。
クランスマンは、ロッホローモンド蒸溜所で製造されたグレーンウイスキーと3年以上熟成させたモルトウイスキーをブレンドして造られています。
また、ラベルの原料表記において、モルトではなくグレーンが先に書かれていることからも分かるように、グレーン原酒の比率を大きくブレンドしたウイスキーです。
ロッホローモンド蒸溜所の詳細はこちらのページで紹介しています。
ロッホローモンド蒸留所 - Loch Lomond DISTILLERY
クランスマンのラインナップは1種類のみであるため、味わいについて詳しく紹介します。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/bigbossshibazaki/5016840121213/
クランスマンは、ロッホローモンド蒸溜所のグレーンウイスキーを中心に使用したブレンデッドウイスキーであり、低価格で購入しやすい銘柄となっています。
かすかなスモークが感じられるほのかに薫るピート香が特徴的です。
フルーティーかつバニラの甘い味わいがあり、非常に滑らかで飲みやすい味わいとなっています。
ロッホローモンドが好きな人や、飲みやすい味わいのブレンデッドウイスキーが気になる方は、価格も安いことから気軽に挑戦してみましょう。
クランスマンのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クランスマンは、加水しなくても抵抗がなく飲みやすいことから、ロックでゆっくりと味わうのがおすすめです。
かすかなピートスモークもしっかりと感じられ、氷が溶けることでクランスマンの風味の変化を楽しめます。
美味しいロックの作り方はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
クランスマンは、加水しなくても飲みやすいですが、ハイボールにすると甘い味わいが引き立ちさらに飲みやすくなります。
フルーティーで飲みやすい味わいが好みの場合は、ハイボールを試してみましょう。
クランスマンと同様にコスパのいいハイボールにおすすめの銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
ロッホローモンド蒸溜所では、ロッホローモンドやインチマリンなどさまざまなラインナップが販売されていますが、クランスマンは低価格かつロッホローモンド蒸溜所でつくられたグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドしてつくられたブレンデッドウイスキーという特徴があります。
ロッホローモンドの特徴も感じられるため、まだロッホローモンドのウイスキーを飲んだことがない方にもおすすめです。
ラインナップは1種類しかないため迷うことはなく、ロッホローモンド特有の特徴的なこのボトルの形から探してみてください。