山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
グレングラント アルボラリスは、ノンエイジのシングルモルトであり、シングルモルトとしては低価格で販売されていることが特徴のスコッチウイスキーです。
スペイサイドモルトらしい飲みやすい口あたりからも万人受けしやすく、シングルモルトを初めて飲む方にもおすすめできるボトルです。
フルーティーかつ華やかな印象であり、入手難易度の低さとコストパフォーマンスの高さから人気を集めています。
この記事では、グレングラント アルボラリスについて、味わいやおすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:Amazon.co.jp
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 2,900円 |
グレングラント アルボラリスは、グレングラント蒸溜所で製造されるシングルモルトであり、熟成年数を表記しないノンエイジとなっています。
アルボラリス(Arboralis)とはラテン語で木漏れ日を意味しており、明るい黄金色のボディが特徴のスコッチウイスキーです。
グレングラントにはノンエイジであるアルボラリスの他に、10年、12年、15年、18年、21年など様々なラインナップがあります。
熟成年数を表記していないシングルモルトであることから、グレングラントの中でも最安値で買えるのがアルボラリスです。
バーボン樽とシェリー樽の原酒をヴァッティングしており、複数の異なる原酒で構成することによって複雑な味わいを生み出しています。
シングルモルトとしてはトップクラスの低価格を誇り、安いだけでなくパフォーマンスも伴っていることから、シングルモルト初心者にもおすすめできる魅力的なウイスキーです。
グレングラントの種類と味わいはこちらの記事で紹介しています。
グレングラント アルボラリスは、フルーティーかつ華やかな印象であり、口あたりもスムースであることから非常に飲みやすいウイスキーです。
柑橘系の果実と紅茶を思わせるようなフローラルで華やかな印象が特徴的であり、香りからクセや飲みにくいフレーバーが感じられません。
マンゴー、レーズンなど濃厚な甘みを持った果実のフルーティーさがあり、ライトでスムースな口あたりが特徴的です。
フィニッシュは短めでフレーバーが長く残ることはありません。
飲む際の抵抗感がほとんどないため、ウイスキーをほとんど飲んだことがない方でも飲みやすいシングルモルトとなっています。
グレングラント アルボラリスのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
グレングラント アルボラリスは、ストレートでも飲みにくさが少ないことから、最も風味をダイレクトに味わえるストレートがおすすめです。
甘くフルーティーな味わいと、驚くほど軽くなめらかな口あたりとなっています。
一方で、加水し過ぎると元々の風味がそこまで強くないことから、味わいがぼやけて感じてしまうかもしれません。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
グレングラント アルボラリスは、すっきりした風味で爽やかさを感じる魅力的なハイボールになります。
料理の味わいを損ねにくいことから食中酒としてもおすすめです。
シングルモルトの中でも低価格であることから、コストパフォーマンスにおいてもハイボールにしやすいです。
コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
グレングラント アルボラリスは、ロックにするとストレートにはない複雑な風味を堪能できます。
甘さが控えめになり苦味が出てくるため、苦手な方もいるかもしれませんが、新たな魅力を開拓したい方におすすめです。
氷が溶けて加水されてしまうと風味が薄まってしまうため、溶けにくい大きめの丸氷を用意したいところです。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
画像引用:Amazon.co.jp
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 3,350円 |
グレングラント アルボラリスのワンランク上のボトルは、熟成年数が表記されているボトルの中では最も低い10年です。
アルボラリスと10年は、必ずしも10年のほうが上位互換であるとはいえないほど、味わいの方向性に違いがあります。
アルボラリスはシェリー樽由来の風味が感じられるのに対して、10年はシェリー樽の風味はあまり感じられないものの、より深みのある味わいです。
アルボラリスと10年では価格にも大きな違いはないため、飲み比べて好みに合うと思ったボトルを飲むのが良いでしょう。
ただし、価格の安さとノンエイジとは思えないパフォーマンスの高さから、アルボラリスのほうが人気はあるようです。
良い評判 | 悪い評判 |
お手頃価格で飲みやすいシングルモルト | 深みがなく物足りない |
コスパが非常に良い | - |
リピートしたくなる美味しさ | - |
グレングラント アルボラリスは、コストパフォーマンスが良く、低価格で購入できるシングルモルトとして高く評価されています。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022でも銀賞を受賞しており、実績を持った銘柄です。
一方で、ウイスキーとしてはクセがないことから物足りなさを感じる意見もありました。
グレングラント アルボラリスは、シングルモルトの中でも非常に安いウイスキーでありながら、味わいのクオリティも高くコスパの良い銘柄です。
オシャレなボトルデザインで高級感がありますが、印象と比較すると思ったよりも安く購入できることに驚いた方もいることでしょう。
熟成年数ごとに異なるラベルデザインとなっているグレングラントですが、アルボラリスは濃いオレンジ色のラベルデザインを目印となっています。