山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は、2024年にグレンモーレンジィのラインナップの一新を機会に新しくリリースされた18年物のシングルモルトです。
元々は「エクストリームリィ レア 18年」として発売されていましたが、ラベルデザインの一新とともに「ザ・インフィニータ 18年」に名称を変更されました。
シェリー樽で熟成された原酒を使用しており、グレンモーレンジィらしいフルーティーさと柔らかな味わいが楽しめるボトルとなっています。
この記事では、グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年の味わいとおすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.glenmorangie.com/pages/the-infinita-18-years-old
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
参考価格 | 15,000円 |
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は、グレンモーレンジィ蒸溜所で製造されるシングルモルトウイスキーであり、18年以上熟成されたシェリー樽を含む原酒が使用されています。
グレンモーレンジィ蒸溜所のビル・ラムズデン博士は、グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年を、当社のハウススタイルを完璧に調和させた、最も複雑で美味な完成度の高いウイスキーであると述べています。
同じ熟成年数のボトルである「グレンモーレンジィ エクストリームリィ レア 18年」からリニューアルされた商品です。
グレンモーレンジィは完璧すぎるウイスキーという異名で知られており、元々の18年物も高い評価を受けていました。
リニューアルされても味わいの完成度は変わることなく、多くのウイスキー愛好家に愛され続けるボトルとなっています。
グレンモーレンジィの種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は、シェリー樽の原酒を使用していることからグレンモーレンジィの風味がより華やかなものとなっています。
フローラルで柔らかい香りが特徴であり、柑橘系の果実を思わせるフルーティーさとオーク由来のスパイシーさが感じられます。
シェリー樽由来のイチジクのような甘みと、滑らかな口あたりが特徴であり、香ばしいスモーキーな風味を含めて複雑な味わいです。
甘口だけでなく辛口な味わいもある余韻が長く続く上品なフィニッシュです。
新たに発売された12年物においても完璧すぎるウイスキーが、シェリー樽の原酒によりさらにワンランク上の完成度となっており、多くの人が満足しやすい完成度となっています。
グレンモーレンジィのフラッグシップボトルが10年から12年に変わりました。詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
グレンモーレンジィ オリジナル 12年とは? 味わいとおすすめの飲み方
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年のおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年の味わいを余すことなく楽しむなら、ストレートで飲むのがおすすめです。
シェリー樽由来の甘みとフルーティーな味わいがダイレクトに感じられることから、甘いウイスキーが好きな方に向いています。
アルコールの刺激もほとんどなく、非常に飲みやすい口あたりとなっているため、まずはストレートで試したいところです。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は、ハイボールにすることでさらに飲みやすく爽やかな印象のハイボールになります。
炭酸の爽快感とも相性が良く、フルーティーな風味も味わえることから気軽に楽しみたい方におすすめです。
特に夏に飲む場合は清涼感があって魅力的といえるでしょう。
高級ウイスキーのハイボールについてはこちらの記事で紹介しています。
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は、ロックにするとオーク樽由来のビターな風味が目立ちやすく人を選びます。
そのため、ハーフロックにするとグレンモーレンジィが持つ甘い風味と複雑な味わいをバランスよく楽しみやすいです。
一方で、ビターで複雑な味わいが好きな場合はロック、甘い味わいで飲みやすさを重視するなら水割りにするのが良いでしょう。
ロックのおすすめの飲み方はこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
画像引用:https://www.biccamera.com/bc/item/2041520/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
参考価格 | 15,000円 |
旧ボトルはグレンモーレンジィ エクストリームリィ レア 18年であり、ラベルデザインが大きくリニューアルされています。
ウイスキーの特徴に関しては、18年熟成であること、シェリー樽原酒を使用していることに関しては変化がなく、旧ボトルが好きな方もリニューアル後もそのまま飲み続けられるでしょう。
味わいに関してもリニューアルされていますが、飲み比べて旧ボトルのほうが美味しく感じられた方や、ラベルデザインがこちらのほうが好きな方は価格が高騰していないリニューアル直後に旧ボトルを購入することをおすすめします。
良い評判 | 悪い評判 |
優しい香りが魅力的 | 味わいが軽い |
とにかく飲みやすい | - |
品質が非常に高い | - |
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は非常に評価の高いウイスキーであり、ほとんどが好意的な意見となりました。
否定的な意見に関しては味わいの軽さなどが指摘されており、より複雑で個性的なウイスキーを求める愛好家の好みとは合わなかった場合もあるようです。
完璧すぎるウイスキーの名に恥じない評価の高さであり、リニューアル後も評判の良い状況が継続しています。
グレンモーレンジィ ザ・インフィニータ18年は、同じグレンモーレンジィのフラッグシップボトルの年数を含めた大型リニューアルが行われる2024年にリニューアルされたボトルのひとつです。
ラベルデザインがフラッグシップボトルに近いものにリニューアルされたことから、オールドボトルのラベルデザインが好きだった方には不満があるかもしれませんが、味わいの完成度は受け継いでいます。
そのため、グレンモーレンジィの18年が好きな方は引き続き飲めるボトルであり、その飲みやすさからウイスキー初心者の方にもおすすめです。