ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
オールドパー12年は、歴史あるスコッチのブレンデッドウイスキーであり、時代を越えて愛され続けてきた銘柄として知られています。
日本でも古くから流通しており、すでに終売した旧ボトルのオールドパーも今から購入して飲もうと考えれば飲むことができます。
オールドパーやウイスキーの古酒が好きな方は、現在の時点では入手しやすいオールドパーを選ぶと古酒を楽しみやすいです。
この記事では、オールドパー12年について解説し、古酒を楽しむための見分け方や、飲む方法まで紹介します。
この記事のポイント
画像引用:Amazon.co.jp
概要 | 内容 |
容量 | 50/700/1,000ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格(700ml) | 3,969円(税込) |
オールドパー12年は、ディアジオ社が販売する歴史あるブレンデッドウイスキーであり、現在のラインナップでは熟成年数が表記された銘柄では最も若いボトルになります。
ワンランク上には18年物、より気軽に楽しめるノンエイジのシルバーもあり、古くから愛されてきた銘柄です。
オールドパー12年の現行品は、フルーティーな甘みを伴う気品のある香りと、優しくまろやかな味わいで飲みやすく、スコッチ特有のスモーキーな風味が余韻に残ります。
サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)では2022年に最優秀金賞を受賞した歴史だけでなく現在の実績もある銘柄です。
上記のボトルは新しいボトルではありますが、どこか古風な印象を持つことから、他の銘柄よりも懐古の心が溢れやすく、より古い旧ボトルに興味を持つ方も多くいます。
現行品のオールドパーの種類などについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/stock-lab/rc_itolhm3lw1ic_oztj/
こちらが過去に販売され現在では終売となったボトルデザインのオールドパー12年の種類のひとつです。
後に解説する見分け方の項目から、1990年代に流通したボトルであると予想できます。
正確にいつから日本でオールドパーの流通が開始したかは不明ではありますが、1960年代のボトルも確認されています。
古酒であるため、年代が古く希少性が高いと考えられるほど、その価値も高まりやすいといえるでしょう。
しかし、ボトルの年代によりますが、オールドパー12年は旧ボトルであっても低価格で入手しやすいことが多いです。
そのため、ウイスキーの古酒を気軽に味わいたい方にもオールドパー12年はおすすめになります。
入手困難なウイスキーを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
入手困難なウイスキーランキング! レアなウイスキーを入手する方法は?
古酒であるオールドパー12年の旧ボトルの見分けは、1900年代に流通したものについてはボトルデザインに大きな変更がないことから難しいです。
しかし、以下の2つのポイントからオールドパー12年の年代を特定しやすいため、参考になる見分け方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
非常に古いボトルのオールドパー12年には、12年という年数表記がありません。
そもそもウイスキーの歴史において年数表記にこだわって記載するようになったのは、歴史全体で考えれば近年のことです。
1960年代頃に流通したと考えられるオールドパー12年には年数表記はありませんでした。
そのため、12年という年数表記がないオールドパー12年は旧ボトルの中でも非常に古いと考えられます。
オールドパーに限らず日本に流通していたウイスキーの年数を特定するのに役立つのが特級表示です。
日本の酒税法では1989年までウイスキーには級別制度が設けられており、原酒混和率やアルコール度数などで等級を表示する義務がありました。
スコットランドから輸入されたウイスキーは日本の酒税法では特級表示のウイスキーであったため、1980年代までのオールドボトルには特級の表示がなされていると考えられます。
そのため、ボトルに特級の表示があるオールドパー12年は1980年代以前の古いボトルであると推測できるでしょう。
ウイスキーの級別制度で表示される特級についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ウイスキーの特級とは? 廃止となった 級別制度について解説!
オールドパー12年の旧ボトルを飲む方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
古酒を取り扱う酒店に立ち寄るとオールドパー12年の旧ボトルを取り扱っている可能性があります。
ウイスキーの古酒は物によっては希少性から非常に高価になることもありますが、オールドパー12年は年代によっては低価格で入手できる可能性があります。
古酒のウイスキーのボトルを目で見て楽しみながら、オールドパー12年をはじめとする低価格で入手できる旧ボトルがあれば購入してみましょう。
オールドパー12年のオールドボトルを確実に入手するなら、インターネットを利用して販売しているお店を探しましょう。
インターネットではオールドパー12年のオールドボトルに限らず、様々な古酒が販売されています。
入手したい目的の旧ボトルがあるならインターネットを利用して購入しましょう。
古酒はオーセンティックバーを中心に取り扱いのあるバーで飲む方法があります。
バーで飲む場合はボトルを購入する必要がないため、安い価格で目的のウイスキーを飲めることがメリットです。
オールドパー12年の旧ボトルの場合は、必ずしも購入を見送ってしまうほど高価になることは少ないですが、目的の古酒の価格によっては検討したい方法になります。
バーでウイスキーを楽しむための方法はこちらの記事で紹介しています。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説
終売しているオールドパー12年の旧ボトルは、年数表記や特級表示の有無から年代を見分けることが可能です。
古酒の味わいは現行のボトルと比較して必ずしも優れているわけではありませんが、古酒でしか味わえない特徴的な風味が魅力的になります。
マニアックなウイスキーの楽しみ方になるため、オールドパーが好きな方は新しい楽しみ方を見つけてみましょう。