山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
スカリーワグは、ダグラスレイン社が販売するスコットランドのブレンデッドウイスキーです。
スコッチウイスキーのなかでも人気の高いスペイサイドモルトのみをブレンドしており、マッカランなどの高級原酒も含まれています。
スペイサイドらしいフルーティーで飲みやすい味わいであり、シェリー樽由来の風味が感じられることが特徴です。
この記事では、スカリーワグの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
スカリーワグは、ボトラーズのダグラスレイン社が販売しているスペイサイドモルトのみをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。
ラベルデザインには犬が採用されていますが、モデルはダグラスレイン社で代々飼われているフォックステリアがモデルです。
スペイサイドモルトの特徴はフルーティーで飲みやすいことですが、この地域のモルトのみをブレンドしたスカリーワグの特徴にも一致します。
スカリーワグの歴史と製造方法について見ていきましょう。
スペイサイドモルトについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
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ダグラスレイン社では、スコットランドの各地域に絞ってブレンドしたブレンデッドウイスキーのシリーズを販売しています。
スペイサイドのスカリーワグ以外では、アイラのビッグピート、ハイランドのティモラスビースティ、アイランドのロックオイスターが挙げられます。
ダグラスレイン社は、1948年にスコットランドのグラスゴー設立された代表的なボトラーズであり、元はアメリカを主な取引先とする海運業者でした。
スカリーワグは、愛くるしく元気のある犬のしぐさを表すときに使われる言葉であり、スウィートに由来することから甘くて愛くるしいというニュアンスを持つ言葉です。
この名前を持つボトルには、ダグラスレイン社で代々飼われている犬のフォックステリアがモデルとなりました。
フォックステリアは、イングランド原産の犬種であり、猟犬として人間と共存してきた過去があり、明るく社交的で人を喜ばせることが好きな性格の犬が多いようです。
ダグラスレイン一族のフォックステリアへの愛が伝わるボトルであり、甘くて愛くるしいという印象は甘い味わいのモルトが多いスペイサイド地域の特徴とも一致しています。
ダグラスレイン社のほかの地域のブレンデッドウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
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ダグラスレイン社は大手ボトラーズとしてスコットランド地域を中心に多種多様なモルト原酒の在庫を抱えています。
そのため、地域ごとにウイスキーをブレンドさせることも可能であり、普通に飲むなら高価なシングルモルトの原酒も使用できます。
スカリーワグには、スペイサイドモルトを中心にブレンドされていますが、マッカラン、モートラック、グレンロセスなどの高級なモルト原酒も含めてブレンドされているのが特徴です。
樽構成はスタンダードボトルでシェリー樽を40%含んでいるため、マッカランをはじめとするシェリー樽由来の味わいを楽しめるのが魅力です。
ボトラーズのダグラスレイン社の詳細についてはこちらのページにまとめています。
スカリーワグの種類と味わいについて紹介します。
画像引用:Amazon.co.jp
スカリーワグは、マッカランやシェリー樽原酒を含んだダグラスレイン社の販売するスペイサイドモルトのブレンデッドウイスキーであり、こちらがスタンダードボトルです。
甘くてスパイシーな香りとフルーツケーキのような上品な甘さが特徴であり、ダークチョコレートの風味もあります。
初めてスカリーワグを飲む方はこちらのボトルを探すことをおすすめします。
画像引用:Amazon.co.jp
スカリーワグ 10年は、ダグラスレイン社が70周年を迎えた際に発売された記念ボトルであり、犬の10年は人間でいえば70歳にあたることもあり、ダグラスレインでも思い入れの深いスカリーワグが記念ボトルに選ばれました。
プラムやさくらんぼの香りに、トフィーの甘味が広がり、シェリー樽由来のスパイス感も感じられます。
スタンダードのスカリーワグよりもワンランク上のボトルを飲みたい方はこちらを選んでみましょう。
画像引用:https://www.biccamera.com/bc/item/10241232/
スカリーワグ キャンピングエディションは、日本限定で販売されたスカリーワグであり、ラベルデザインのフォックステリアがアウトドアを意識して赤い帽子を被っています。
柑橘系を含む果実の香りが漂い、ミルクチョコレートのような甘い味わいが堪能できます。
日本限定で販売されたことから日本人を意識したブレンドを行ったことが推測され、日本人の舌に合いやすいのでおすすめです。
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スカリーワグ チョコレートエディションは、チョコレートとウイスキーの組み合わせを追求したボトルであり、該当する風味を持つスペイサイドモルトを厳選してブレンドしています。
そのため、チョコレートやココアの風味が強く感じられ、チョコレートと果実の組み合わせが堪能できることが特徴です。
チョコレートが好きな方におすすめのスカリーワグです。
画像引用:Amazon.co.jp
スカリーワグ ウィンターエディションは、冬を思わせるラベルデザインだけでなくボトルに巻き付けられているマフラーが特徴的なボトルです。
冬季限定のこちらのボトルは、ストレートやロックで飲むとシェリー樽のスパイス感が体を温めてくれます。
ボトルデザインがおしゃれであることから、観賞用にもおすすめの銘柄となっています。
スカリーワグのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スカリーワグは加水しても風味が大きく崩れるわけではありませんが、ストレートなどの加水しない状態でも加水した状態と同様に飲みやすいためストレートで飲むことをおすすめします。
スペイサイドモルト好きの方は、マッカランをはじめとするシングルモルトの風味があるかどうか味わって確認するのも楽しい飲み方です。
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スカリーワグはストレート以外では、ロックで飲むのがおすすめです。
ゆっくりと時間をかけて飲むことでスカリーワグが持つバニラのような甘い風味が少しずつ花開いていきます。
ロックの作り方についてはこちらの記事で紹介しています。
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スカリーワグは、ダグラスレイン社のなかでもスペイサイドモルトのみに着目してブレンドしています。
そのため、ウイスキー初心者の方にもおすすめであり、人を選ばず飲みやすいことから、ボトルデザインに惹かれた犬好きの方は好きなボトルを購入してもいいかもしれません。
初めて飲むならスタンダードボトルのスカリーワグが入手難易度からもおすすめとなっています。