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竹鶴 17年が終売した理由は? 味わいや飲み方、入手方法を解説

2024.04.29 / 最終更新日:2024.04.29

2020年、ニッカウイスキーから販売されていた竹鶴17年は、21年・25年とともに終売しました。

現在では、竹鶴を含めた余市、宮城峡などの主力のブランドは熟成年数を表記しないノンエイジ商品のリリースがメインです。

かつては竹鶴の定番銘柄であった竹鶴 17年も人気が高まり、終売となったことから高騰しており、入手が難しいウイスキーの一つとして知られています。

この記事では、竹鶴 17年について終売した理由、味わいや飲み方、入手方法を解説します。

この記事のポイント

  • 竹鶴 17年が終売した理由を解説
  • 竹鶴 17年の味わいや飲み方、入手方法を紹介

竹鶴 17年が終売した理由は?

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/r-concier/10000022/

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 43%
参考価格(2020年当時) 7,000円

竹鶴 17年は、ニッカウイスキーから販売されていた17年以上熟成させた原酒のみを使用したピュアモルトウイスキーです。

ピュアモルトウイスキーとは、モルトウイスキーのみを使用したブレンデッドウイスキーのことを指します。

現在では、21年・25年と同じタイミングで終売しており、新たに生産されていない状況になっています。

竹鶴 17年が終売した理由は、日本のウイスキーの人気が高まったことによる原酒不足です。

ニッカウイスキーは竹鶴 17年に限らず、余市、宮城峡をはじめとする熟成年数を表記した銘柄を終売しています。

現状では熟成年数を表記したボトルからノンエイジを販売する方針であり、竹鶴、余市、宮城峡のニッカの主力銘柄に関しては新たに販売される銘柄はすべてノンエイジとなりました。

現状では販売再開の目途は経っておらず、終売してからも人気が高く、希少価値が上昇し続けている銘柄です。

竹鶴についてはこちらの記事で紹介しています。

竹鶴の種類や味わい,おすすめの飲み方について徹底解説!

竹鶴 17年の味わい

竹鶴 17年は、それぞれ個性が異なる余市蒸溜所のモルト原酒と、宮城峡蒸溜所のモルト原酒をブレンドさせています。

余市がスモーキーで個性的な味わいの原酒、宮城峡がフルーティーで飲みやすい味わいの原酒であるため、ブレンドによってバランスの良い味わいに仕上がっていることが魅力です。

竹鶴 17年の香りは余市由来のスモーキーさがあり、柔らかい樽香と香ばしさが感じられます。

ピュアモルトウイスキーであることから、大麦の風味が強く、甘くまろやかな味わいが特徴です。

余韻は爽やかですっきりしたものとなっています。

ワールド・ウイスキー・アワード(WWA) 2018では世界最高賞を受賞しており、高い実績を持っています。

余市と宮城峡の味わいはこちらの記事で紹介しています。

竹鶴 17年のおすすめの飲み方

竹鶴 17年のおすすめの飲み方を紹介します。

  • ストレート
  • ロック
  • ハイボール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレート

 

竹鶴 17年は、現在では入手が難しい希少なウイスキーであるため、その味わいを余すことなく味わうためにもストレートで飲みたいところです。

熟成年数の長い竹鶴は香りにも味わいにも深みがあり、上品で飽きさせない味わいをしていることから、チェイサーを挟みながらゆっくりと味わいましょう。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

ロック

ストレートで少し飲みにくいと感じた場合は、ロックで冷やすと竹鶴 17年は飲みやすくなります。

加水で香りが開くことから、氷がゆっくり解けることで変化する風味を味わう楽しみがある飲み方です。

ロックの美味しい作り方はこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ハイボール

竹鶴 17年はかつてハイボールでも気軽に飲まれていた銘柄であるため、美味しく飲むならハイボールもおすすめです。

爽やかな印象を持つ竹鶴 17年と相性が良いため、ストレートやロックを試してから飲んでみましょう。

ハイボールにおすすめの高級ウイスキーについてはこちらの記事で紹介しています。

ハイボールに合う高級ウイスキーのおすすめ銘柄10選!

終売した竹鶴 17年の入手方法・飲み方

終売した竹鶴 17年の入手方法・飲み方を紹介します。

  • 古酒を取り扱う酒店・オンラインショップから探す
  • 取り扱いのあるバーを探して飲む

それぞれ詳しく見ていきましょう。

古酒を取り扱う酒店・オンラインショップから探す

竹鶴 17年は古酒市場では流通を確認しているため、当時の定価と比較すると高騰していますが、購入は可能です。

古酒を取り扱う実店舗の酒店に訪れて探すか、インターネットから取り扱いのあるオンラインショップを探してみましょう。

すでに終売していて本数が減ることはあっても増えることはないため、今後も価格は高騰していくことが予想されます。

取り扱いのあるバーを探して飲む

竹鶴 17年は、古酒を置いているバーで取り扱われている可能性があります。

取り扱いのあるバーを見つけられれば、ボトルを入手することはできなくても、竹鶴 17年を飲むことが可能です。

ボトルを購入するよりも安く飲みやすいことから、予算を抑えたい場合はバーを探すと良いでしょう。

バーにおけるウイスキーの楽しみ方はこちらの記事で紹介しています。

バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説

まとめ

竹鶴 17年は国内ウイスキーの需要増加による原酒不足により、終売となり、現在では入手困難なウイスキーとなっています。

入手方法も限られ、購入価格も非常に高くなることが予測されますが、どうしても飲んでみたい場合は探してみましょう。

ニッカウイスキーでは、竹鶴 17年に限らず多くの銘柄が終売となっており、どの銘柄も価値が高騰しています。

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