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トマーティン レガシーとは? 味わいやおすすめの飲み方を紹介

2024.07.30 / 最終更新日:2024.07.30

トマーティン レガシーは、受け継がれる遺産(Legacy)の意味を持つ、低価格で購入できるノンエイジのシングルモルトウイスキーです。

使用する原酒の熟成年数が若いことから、熟成年数を表記したボトルと比較するとアルコール感はありますが、トマーティンの上品で甘みのある味わいが楽しめます。

シングルモルトで比較すると安い価格で購入できることから、気軽にシングルモルトを飲んでみたいウイスキー初心者の方にもおすすめです。

この記事では、トマーティン レガシーの味わいやおすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • トマーティン レガシーの味わいを紹介
  • トマーティン レガシーのおすすめの飲み方を解説

トマーティン レガシーとは

画像引用:https://www.kokubu.co.jp/brand/101/7740103.html

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 43%
参考価格 4,000円

トマーティン レガシーは、トマーティン蒸溜所で製造されるノンエイジのシングルモルトウイスキーです。

バーボン樽で熟成された原酒とアメリカンオーク樽で熟成された原酒をヴァッティングしています。

また、トマーティンは日本の管理下に置かれた初めてのスコットランドの蒸溜所であるため、オーナーかつ輸入元である宝酒造を通してトマーティンを使用したブレンデッドウイスキーは広く販売されています。

そのため、日本のウイスキー愛好家であれば、シングルモルトを飲んでいなくても間接的に飲んでいる可能性が高い銘柄です。

トマーティン レガシーは、トマーティンのラインナップの中でもノンエイジで最も安く購入できるボトルであり、トマーティンに限らずスコッチのシングルモルトの入門酒におすすめとなっています。

トマーティンの種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。

トマーティンとは?種類と味わいとおすすめの飲み方を紹介

トマーティン レガシーの味わいの特徴

トマーティン レガシーは、ハイランドモルトらしい上品な甘みが感じられるウイスキーでありますが、熟成年数の若さからアルコールの刺激は強くなっています。

柑橘系の果実を思わせるフルーティーな香り、シナモンとバニラの甘い香味が特徴的です。

口に含むとパイナップルのような甘さが広がり、わずかなピート香が鼻腔をくすぐり、ジンジャーのスパイシーが広がります。

フィニッシュは黒コショウや塩気が残る余韻となっています。

甘くて上品でありながら、風味に個性があり、全体的に飲みやすい味わいが魅力的なボトルです。

トマーティン レガシーのおすすめの飲み方

トマーティン レガシーのおすすめの飲み方を解説します。

  • ロック
  • ハイボール
  • 水割り

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ロック

トマーティン レガシーの上品な甘みを堪能したい場合は、ロックでゆっくりと飲むことをおすすめします。

熟成年数の若さによるアルコール感が和らぎ、酸味のあるフルーティーさが前面に出てくる味わいです。

氷が溶ける変化も、徐々に苦味や辛みなどの複雑な風味に変わっていくことから、価格以上に贅沢に味わえる飲み方となっています。

ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介

ハイボール

トマーティン レガシーのハイボールは、アルコールを和らげるだけでなく、濃厚な甘みを持つ味わいに仕上がります。

酸味のある味わいも、かすかに香るスモーク香も感じられるため、ハイボールに合いやすくなっています。

トマーティンの甘味を楽しむならウイスキー1:炭酸水3以上の割合にして、ウイスキーの量を濃くするのがおすすめです。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方はこちらの記事で紹介しています。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説

水割り

トマーティン レガシーを食中酒にしたい場合は、甘さ控えめで主張が強くない味わいになる水割りがおすすめです。

酸味や塩気は健在であるため、料理の味わいを引き立てながら、メインディッシュの魅力を損なわずに楽しめます。

単体で飲む場合は物足りなくなる場合もあるため、加水の量を調整してください。

水割りの美味しい作り方についてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーの水割りでおすすめの銘柄をご紹介!作り方やポイントなど

トマーティン レガシーのよくある質問

トマーティン レガシーの評価は?

トマーティン レガシーは、シングルモルトとしては価格が安く、上品で甘く飲みやすい味わいから多くのウイスキー好きから支持を受けています。

一方で、熟成年数の若い原酒を使用していることから、アルコールの刺激が強いといわれることがあり、トマーティンを代表するボトルであるトマーティン 12年を飲んだほうが良いという声もあります。

コストパフォーマンスのみを求めるなら別の銘柄のほうが適することもありますが、トマーティンを低価格で飲むのであれば適格な銘柄といえるでしょう。

トマーティン レガシーと12年の違いは?

画像引用:https://www.kokubu.co.jp/brand/101/7740100.html

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 43%
参考価格 7,000円

トマーティン 12年は、12年以上熟成した原酒のみを使用し、バーボン樽とシェリー樽で熟成した原酒を使用したレガシーのワンランク上のボトルです。

トマーティン レガシーはシェリー樽で熟成した原酒を使用していないことから、使用する原酒において明確な違いがあります。

参考小売価格は7,000円となっており、トマーティン レガシーと比較すると高くなっていますが、より高い品質を誇っています。

どちらも初心者向けのシングルモルトではありますが、予算の都合や求めるパフォーマンスによっても変わるといえるでしょう。

まとめ

トマーティン レガシーは、スコッチのシングルモルトが高騰する中で、比較すると低価格で飲みやすいシングルモルトであるため、気軽にスコッチのシングルモルトを飲みたい方におすすめのボトルです。

ストレートはアルコールの刺激を強く感じることから、ロック、ハイボール、水割りなどの飲み方で飲むほうが適しています。

初めてトマーティンを飲む方や、トマーティンの味わいが好きで低価格で楽しみたい方に向いています。

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