ウイスキー投資の適切な保存方法は? 不安な人に最適な投資法も紹介
- ウイスキー投資
ウイスキー好きの方であればウイスキー樽を自宅に置きたいと考える方もいるかもしれませんが、実際に熟成に使われる樽は大き過ぎるため家に置くのは難しいでしょう。
しかし、手ごろなサイズのミニ樽であれば、ウイスキー樽を自宅に置けます。
ミニ樽はウイスキーを熟成(貯蔵)できるだけでなく、インテリアにしてもおしゃれであるため、一家に1樽あればウイスキーの楽しみ方が広がることでしょう。
この記事では、ウイスキーのミニ樽を自宅に置くメリットとおすすめの種類を紹介し、ミニ樽でウイスキーを熟成させるポイントも解説します。
この記事のポイント
ウイスキー樽はアメリカンスタンダードバレルと呼ばれるサイズであれば最大径65cmの長さ86cm、バットサイズの大型樽であれば最大径約1m、長さは約1.2mあり、とても自宅に置くスペースがない方が多いかと思います。
しかし、ウイスキー好きの方であれば、自分専用のウイスキー樽で自宅でウイスキーを熟成させたい方や、実際にウイスキーを熟成させなくてもインテリアとして家にウイスキー樽を飾りたいという方もいることでしょう。
ウイスキー樽を自宅に置きたいという方におすすめの商品がウイスキーのミニ樽です。
ミニ樽は最大径も長さも約20cm程度の商品が多く、自宅に置くことが十分に可能な大きさになります。
また、ウイスキーのミニ樽は人気が上昇している商品であり、自宅でウイスキーの熟成を楽しむウイスキーファンも増えています。
ウイスキー樽のサイズや大きさについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキー樽はサイズや大きさによって種類が異なる!容量別にご紹介
ウイスキーのミニ樽を自宅に置くことでできるようになることや、考えられるメリットは3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
ウイスキーのミニ樽を購入することでできるようになることは、自宅でのウイスキーの熟成です。
既製品のウイスキーボトルを購入して樽に入れれば、ミニ樽のなかで熟成が進みます。
ミニ樽に複数の種類のウイスキーを入れて熟成を待てば、自分だけのオリジナルウイスキーを作ることも可能です。
自分専用のミニ樽に好きなウイスキーや、熟成させたい銘柄を入れて自由に熟成させましょう。
樽の中に入れることで結果的に熟成が進みますが、ミニ樽はウイスキーを貯蔵する手段にもなります。
ミニ樽の容量は商品にもよりますが約1L~5L程度であり、ウイスキーを自然な形で貯蔵することが可能です。
ウイスキーボトル1本の容量は約700mlであるため、3Lの容量を持つ樽であれば約4本貯蔵できる計算になります。
熟成が進み味わいが変わることは注意したいところですが、ボトルではなく自分の好きな形でウイスキーを貯蔵するのもいいでしょう。
ミニ樽はインテリアとして自宅に飾ってもおしゃれです。
小さく丸みを帯びたデザインであることからかわいらしい印象を持ちやすく、女性からの人気も高い商品となっています。
ミニ樽を購入したとしても必ずしもウイスキーを熟成させる必要はないので、インテリア用に購入してもいいかもしれません。
それでは、実際に自宅に置けるウイスキーのミニ樽のなかでおすすめの種類を紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
※商品画像はすべて商品ページから引用
概要 | 内容 |
材質 | アメリカンホワイトオーク |
内容量 | 2L |
サイズ | 直径約12.5cm、奥行き約18.5cm |
ウイスキーのミニ樽のなかでも人気が高く評判もいい商品がこちらの天使のミニ樽です。
アメリカンホワイトオーク製の樽であり、小さいサイズではありますが、構造は実際に熟成に使用される樽と変わらない本格派になります。
アメリカンホワイトオークを使用したバーボン樽には、内面を焼いて焦がすチャーという工程がありますが、こちらのミニ樽でもチャーが行われており、ウイスキー樽に詳しい方であればこの工程があるただけでも本格派であることが伝わるかと思います。
サイズは小さくても実際に熟成に使用されるウイスキー樽と同様の工程を踏んで作っているからこそ、小さいながらも納得の熟成力が期待できる商品です。
ウイスキー樽の内面を焦がすチャーをなぜ行うのか知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ウイスキー樽の内面を焦がす「チャー」を行う理由と熟成の効果とは
概要 | 内容 |
材質 | アメリカンホワイトオーク |
内容量 | 2L(1L~5Lで選択可能) |
サイズ | 23cm(長さ)×16(直径)×21(高さ) |
「My樽熟成こそ 男のロマン」というキャッチコピーを掲げ、ウイスキーの本格熟成ができるミニ樽が「俺のシングルバレル」です。
ニューメイク状態の透明なウイスキーが数週間から数ヶ月の熟成で琥珀色のウイスキーに変化します。
容量も1リットル~5リットルまで幅広く選択が可能です。
自宅でウイスキーを本気でこだわって熟成させたい方はこちらの商品がおすすめになります。
実際に自宅でウイスキーを熟成させる場合に知っておきたいポイントは3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
実際にミニ樽で熟成させるウイスキーを選ぶ際にどの銘柄を選べばいいのか分からない方もいるかもしれません。
好きな銘柄を選んで熟成させるのもよいですが、ミニ樽で熟成させるのに向いているウイスキーはカスクストレングスとニューメイクの銘柄であり、どちらもウイスキーのなかでも高いアルコール度数を持っていることが特徴です。
カスクストレングスは、ウイスキーをボトル詰めする際に加水処理を行わずそのままボトル詰めにすることで高いアルコール度数でのボトル詰めとなり、ウイスキーが持つ味わいをできる限り損なうことなくボトル詰めされています。
カスクストレングスのウイスキーはミニ樽で熟成させたときに熟成による変化を感じやすいです。
一方で、蒸留直後のウイスキーであるニューメイクは、ウイスキーを1から熟成させる楽しみがあります。
どちらもおすすめとなる理由がありますので、迷っている方はカスクストレングスかニューメイクのウイスキーを選んでみましょう。
カスクストレングスのウイスキーで具体的な銘柄を知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
アルコール度数の高いおすすめのウイスキーは?飲み方もご紹介!
ウイスキーボトルは冷暗所に置くのが基本ですが、ウイスキーのミニ樽に関しても同じ環境に置く必要があります。
高温の環境では熟成中のウイスキーが蒸発するため貯蔵しているウイスキーが減るだけでなく、樽は乾燥に弱いため木材が傷む原因にもなります。
インテリアと両立する場合は、高温になりやすい場所に置かないように気をつけましょう。
ミニ樽に限らずウイスキー保管する上での知識について知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーは保管の仕方で味わいが変わる!注意したいポイントは?
ミニ樽でウイスキーを熟成させる上での楽しみの一つは繰り返し使うことによる変化にあります。
様々な銘柄を熟成させたミニ樽は熟成させたウイスキーを吸収し、新たに熟成させる銘柄にも影響を与えます。
つまり、熟成させればさせるほどミニ樽にウイスキーのフレーバーが蓄積し、より複雑な味わいに仕上がる確率が高くなるのです。
繰り返し使うことでミニ樽が成長していくこともミニ樽熟成の楽しみです。
ミニ樽熟成を含む自家製ウイスキーの作り方についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのミニ樽を自宅に置く魅力について解説しました。
ミニ樽でできることや種類を把握して、熟成させるウイスキーも含めて自分に合ったものを選んでいきましょう。
また、ミニ樽ではなく本物のウイスキー樽を購入できるサービスには「カスク・インベストメント」があります。
購入したウイスキー樽を自宅に置くことは難しいですが「ボトリングサービス」で購入した樽のウイスキーを使ってオリジナルウイスキーボトルを作成できます。
ウイスキー樽の用途はさまざまありますので、本物のウイスキー樽の購入に興味がある方はこちらの記事をチェックしてください。