山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ワイルドターキー 8年は、スタンダードのワンランク上となるボトルであり、8年以上熟成された原酒を使用するワイルドターキーの人気ボトルです。
50度という高いアルコール度数でボトル詰めされており、パンチのある味わいが特徴ではありますが、繊細な印象も感じられる魅力があります。
七面鳥を描いたラベルデザインが特徴的であり、歴代のアメリカ大統領も愛飲した昔から愛されてきたバーボンです。
この記事では、ワイルドターキー 8年の味わいやおすすめの飲み方を解説します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.wildturkeybourbon.com/ja-jp/products/wild-turkey-8-yo/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 50.5% |
参考価格 | 4,158円 |
ワイルドターキー 8年は、ケンタッキー州のワイルドターキー蒸溜所で製造される8年熟成のボトルであり、ワイルドターキーを代表する銘柄となっています。
ワイルドターキーのフラッグシップボトルとして、101プルーフ(アルコール度数50.5%)で製造が続けられてきました。
バーボンウイスキーでは、熟成樽の内側を焦がすチャーを行いますが、その中でも最高レベルの焼き加減であるアリゲーター・チャー(クロコダイル・スキン)を施したバーボン樽を使用していることが特徴です。
ワイルドターキーはその製法からパンチのある味わいと形容されやすく、力強くクセのある味わいからウイスキー愛好家から親しまれてきました。
バーボンを飲み慣れてきて個性あるバーボンを飲みたくなった方や、個性のあるウイスキーを飲みたい方におすすめの銘柄です。
ワイルドターキーの種類やバーボンウイスキーのチャーについて詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてください。
ワイルドターキー 8年は、50.5%の高いアルコール度数でボトル詰めされており、力強い味わいの中に繊細さが感じられます。
アルコールのパンチとともに、フローラルな香りとハチミツのような甘み、バナナのようなフルーティーさがあります。
刺激とともに濃厚な甘みが感じられ、ナッティな風味や、オークの香ばしいスパイス感があることが特徴的です。
アリゲーター・チャーの製法を使用していることから焦がした樽のような香ばしさも感じられます。
ウイスキーを飲み慣れていない場合は、ストレートで飲むのはキツいと感じるかもしれませんが、クセが強いだけでなく繊細さがあることがわかります。
ワイルドターキー 8年のおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ワイルドターキー 8年のハイボールは非常に万人受けしやすく、飲みごたえはそのままに飲みやすい味わいに仕上がります。
フルーティーな甘さとスパイシーな風味、キレのある後味が特徴であり、食中酒を含めて飲むタイミングを選びません。
日本人の好みにも合いやすく、万人受けしやすいため、ストレートでキツイ印象を持った場合や、ウイスキーを飲み慣れていない場合はハイボールから試してみましょう。
コスパのいいハイボールの飲み方とおすすめ銘柄についてはこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
ワイルドターキー 8年のロックは、ストレートで飲んだときに感じられる角が取れた印象になるため、美味しく飲みやすいです。
味わいのバランスも取れており、ワイルドターキー特有のキレのある味わいも健在です。
氷が溶けることで変化する味わいも楽しみながらゆっくりと飲んでみましょう。
ロックの美味しい作り方とポイントについてはこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
ワイルドターキー 8年のトワイスアップはアルコール感が和らぐだけでなく、バーボンが持つ酸味を味わいやすくしてくれます。
加水し過ぎると特徴が弱まり、他のバーボンとの違いを感じにくくなりますが、トワイスアップでは新しい一面を見せてくれます。
常温の水とワイルドターキー 8年を1:1の半々で割り、香りから楽しむことがおすすめです。
ウイスキーの水割りについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーの水割りでおすすめの銘柄をご紹介!作り方やポイントなど
画像引用:https://www.wildturkey.jp/our-products/
ワイルドターキー 8年は、2022年まで上記の旧ボトルで販売されていたため、現在でも旧ボトルが流通しています。
リニューアルの理由はブランドのイメージ戦略であり、従来のスタンダードと差別化をし、より8年に対して高級な印象をもってもらうことにあります。
ワイルドターキー 8年は綺麗な琥珀色をしており、新ボトルでは液体の色までボトルから観察しやすいデザインに変化しました。
味わいの違いについては言及されておらず、中身の違いについて気になる場合は、実際に飲み比べして確かめるのが良いでしょう。
ボトルデザインにこだわりがなければ、どちらのボトルを選んでも問題はありません。
ワイルドターキー 8年は根強いファンが多く、日本を含めて世界中で愛飲している人も多い銘柄ですが、クセのある味わいであることから合わなかったと感じる人もいるようです。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021~2022で金賞を受賞しており、権威あるウイスキー品評会においても受賞歴が多いため、客観的な評価は十分といえます。
評価は高くても合う合わないがあるため、最初からボトルを購入するのではなく、バーなどで飲んでから自分に合うかどうか確認するのもおすすめです。
ワイルドターキー 8年は、パンチやクセがあるだけでなく、繊細でバランスの良い味わいであることから、世界中のウイスキー愛好家から愛されるウイスキーを代表する銘柄のひとつです。
ウイスキーを飲み慣れていない場合は、ストレートで飲むのはキツいと感じる場合があるため、ハイボールなどの飲みやすい飲み方で試してみることをおすすめします。
初心者向けではなく、中級者向けの印象ではありますが、飲み方によっては初心者も楽しめるため、バーなど気軽に飲める場所で飲んでみましょう。