
【イベント開催レポ】スコットランドにてジャパニーズウイスキーのテイスティングイベントを開催しました!
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Dear WHISKYは、2025年3月1日(土) スコットランド Fife Whisky Festival(ファイフ・ウイスキー・フェスティバル)に出展いたしました!
ファイフ・ウイスキー・フェスティバルとは、スコットランド中部 ファイフ王国にて、毎年3月の第1週に行われるウイスキーフェスティバルです。
Dear WHISKYは去年に引き続き、日本企業として唯一同フェスティバルに出展し、井川蒸溜所・新道蒸溜所・丹波蒸溜所・ディ・トリッパー蒸留所・八郷蒸溜所の5蒸溜所のウイスキー等をご紹介いたしました!
本記事では、ファイフ・ウイスキー・フェスティバルの概要や、当日のイベントの様子をご紹介します。
ファイフ・ウイスキー・フェスティバルとは、スコットランドのファイフ王国 唯一のウイスキーフェスティバルです。
ファイフ・ウイスキー・フェスティバル オリジナルグッズ
毎年、3月の第一金曜日・土曜日・日曜日にかけて開催されます。オープニングディナーやフェスティバル限定の蒸溜所ツアー、マスタークラスなど、多様なイベントが開催されます。
イベント名 | Fife Whisky Festival 2025 |
日時 | 2025年2月28日(金)~ 3月2日(日) |
会場 | Lindores Abbey Distillery (金) |
Corn Exchange, Cupar (土) | |
Glenrothes and Dalgety Bay, Fife(日) | |
主催 | Fife Whisky Festival Ltd. |
主催者 | Karen Somerville・Justine Hazlehurst |
公式サイト | https://www.fifewhiskyfestival.com/ |
今回、Dear WHISKYが出展したのは、中日である3月1日(土)に行われたメインフェスティバルです。スコットランド ファイフ地域を中心に、世界各地から50もの蒸溜所・ボトラーズなどが大集結しました。
イベントは2つの部に分かれており、第1部、第2部合わせて750名もの人々が参加しました!
Dear WHISKYブース前の賑わい
井川蒸溜所 | Cask Sample No.0 MIZUNARA |
シングルモルト デッサンシリーズ フローラ2024 |
井川蒸溜所 ボトル展示
新道蒸溜所 | NEW BORN Un-Peated Mizunara |
NEW BORN Un-Peated Bourbon | |
NEW BORN Peated Bourbon |
新道蒸溜所 ボトル展示
丹波蒸溜所 | 黄桜 丹波シングルモルト Bottled in 2024 1st |
丹波蒸溜所 ボトル展示
ディ・トリッパー蒸留所 | ハーヴェスト-22.1 |
ディ・トリッパー蒸留所 ボトル展示
八郷蒸溜所 | 日の丸ウイスキー さくら・ら |
日の丸ウイスキー KOME | |
日の丸ウイスキー 常陸野 シェリーカスクフィニッシュ |
八郷蒸溜所 ボトル展示
スコットランドの美しい歴史と文化が息づくファイフ地域。その中心に位置するクーパー(Cuper)は、中世の面影を色濃く残す可愛らしい石畳の街並みが魅力の町です。
Corn Exchange(コーン・エクスチェンジ)
ゴルフの聖地、セントアンドリュースの近郊にあるクーパーのCorn Exchangeは、カンファレンスや結婚式など、地元住民にとって大切なイベントの開催地としても親しまれています。
ファイフの街並み
会場は2階建てとなっており、合計50のブースが整然と並ぶ広々とした空間が広がっていました。
Dear WHISKYのブースは、1階に入ってすぐの左手、人通りの多い一角に設置されました。
さらに、右隣にはスコットランドのアイラ島を代表するラフロイグ蒸溜所の展示ブースも。ウイスキー愛好家にとってはたまらない並びで、会場全体が芳醇な香りに包まれていました。
会場マップ。Dear WHISKYは8番
会場マップ(1階)Dear WHISKYは8番
会場マップ(1階)Dear WHISKYは8番
Dear WHISKYが作成した井川蒸溜所・新道蒸溜所・丹波蒸溜所・ディ・トリッパー蒸留所・八郷蒸溜所それぞれの蒸溜所の英語の説明パネルや全体地図、ボトルプレートなどを準備しました。
Dear WHISKYブース
その後、Session 1の開始までの時間を活用し、最終の打ち合わせを行うとともに、他の出展者の皆さまともご挨拶を交わしました。名だたるスコットランドの造り手たちに向けて、今回参加した5つの蒸溜所それぞれの特徴をイベントに先駆けてプレゼンテーション。
試飲提供の様子
試飲も提供し、味わいについて意見を交わすなど、国境を越えたウイスキー談義が広がりました。
12:30になった途端、人が続々と入ってきました!
オープン前の行列
昨年度、日本企業として唯一出展し、大きな話題を呼んだDear WHISKYのブース。今年は、昨年訪れた多くの来場者が再び足を運び、スタッフとの再会を喜ぶ姿が見られました。「日本のウイスキーを楽しみにしていた」と、開場と同時に訪れる方も多く、昨年の反響の大きさを改めて実感する場面となりました。
Dear WHISKYブース前の賑わい
4名のDear WHISKYスタッフは、それぞれの参加者にヒアリングを行い、お好みに合わせたご提案をしながら、各蒸溜所のウイスキー造りへの想いやこだわりについてご紹介しました。
試飲提供の様子
参加者はスコットランドを中心に、イングランド、アイルランド、ヨーロッパ大陸諸国、さらにはアメリカからの方々まで、国際色豊か。昨年に続いて訪れてくださったリピーターも多く、中にはウイスキークラブの活動の一環として、グループで参加されている方々の姿も見られました。
試飲提供の様子
数あるウイスキーフェスティバルの中でも、ファイフ・ウイスキー・フェスティバルが高い人気を誇る理由のひとつに、出展者と参加者の距離の近さが挙げられます。
プレゼンテーションの様子
各ウイスキーに込められた想いやこだわりについて、じっくりと会話を楽しめるよう、あえて来場者数を制限しているのです。
イベントの成功を願って設置した片目入れのだるま
Dear WHISKYがスコットランドで出展するウイスキーイベントとして本フェスティバルを選んだのも、まさにその「密な対話」が生まれる環境に惹かれてのこと。日本のクラフトウイスキーの魅力を深く、丁寧に伝えるには、このフェスティバルが最適だと考えたからでした。
Dear WHISKYは、話題のジャパニーズウイスキーを紹介するブースとして、複数の現地メディアから取材を受けました。
取材を受けるDear WHISKY
取材では、日本のウイスキー業界の発展や、各蒸溜所が大切にしているウイスキー造りへのこだわりについてご紹介。多くの方々に、ジャパニーズウイスキーの魅力と可能性をPRする貴重な機会となりました。
以上、ファイフ・ウイスキー・フェスティバル2025 出展レポートをお届けしました!
ファイフ・ウイスキー・フェスティバル オリジナルグラス
この度の出展に際し、多大なるご協力と素晴らしいウイスキー等をご提供くださった井川蒸溜所・新道蒸溜所・丹波蒸溜所・ディ・トリッパー蒸留所・八郷蒸溜所の皆さま、そしてフェスティバルを主催された運営チームの皆さまに、心より御礼申し上げます。
Dear WHISKYは、これからも日本のウイスキーの魅力を、世界中のウイスキーファンへと届けてまいります。今後とも、どうぞ変わらぬご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。