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【イベントレポート】WHISKY FESTIVAL 2023 in TOKYO<第2弾>

2024.03.05 / 最終更新日:2024.05.08

2023年12月2日(土)と3日(日)に、東京都のベルサール高田馬場で「WHISKY FESTIVAL 2023 in TOKYO」が開催されました!
イベントには、日本全国のウイスキー蒸溜所、バーやインポーターのほか、ウイスキー以外の蒸溜所や海外のインポーターなど実に90もの企業がこのイベントに参加して、当日は大変盛り上がっていました。当日は様々な蒸溜所で無料試飲や限定ボトルを買うことができました!

第2弾では各蒸溜所ブースの紹介を行なっていきます!蒸溜所の方に今年1年の感想も伺ったのでその言葉も併せてお伝えします!

WHISKY FESTIVAL 2023 in TOKYOの概要については第1弾、当日行なわれたセミナーの様子については第3弾にてお伝えしますので、こちらもぜひお読みください!

併せてお読みください!

 

サントリー株式会社

サントリー株式会社のブースでは、現在大変人気のある「山崎」「白州」「知多」「響」を試飲することができました!様々な種類の原酒やそれぞれのニューメイクも試飲することができ、試飲待ちの長い列ができていました!

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「山崎」「白州」「知多」「響」を試飲できたサントリーのブース

ニッカウヰスキー株式会社

ニッカウヰスキー株式会社のブースでは、「宮城峡」「余市」「ニッカセッション」などのウイスキーを試飲することができました!来年2024年はニッカウヰスキー創業90周年の節目の年です!このことについてニッカウヰスキー株式会社チーフブレンダー尾崎裕美さんからメッセージをいただきました!

尾崎さん:
来年2024年はニッカウヰスキー90周年の節目の年です。今年も様々なイベントで催し物を企画させてていただきましたが、来年も様々な取り組みを企画しております!90年目のニッカウヰスキーを楽しみに待っていてください!

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来年90周年を迎えるニッカウヰスキーのブース

キリンビール株式会社

キリンビール株式会社のブースでは「陸」と「富士」の二種類のウイスキーを試飲することができました!さらに、富士御殿場蒸溜所操業開始50周年を記念し、造られた限定版のウイスキーも有料で飲むことができました。

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キリンビールを代表するウイスキー「陸」と「富士」

安積蒸溜所

安積蒸溜所は東北最古の地ウイスキーメーカーとして日本のウイスキー業界を黎明期から支え続けている歴史ある蒸溜所です。ブースでは、”シングルモルト安積シリーズ”や”ピュアモルト山桜シリーズ”、”ブレンデッドウイスキー山桜”シリーズなどを試飲することができました!

Dear WHISKY:
今年1年を振り返るとどんな1年でしたか?

安積蒸溜所:
一番印象に残っているのは、ロッテさんとコラボしてチョコレートを売り出したことです。お客様からの反響も大変大きく、現在追加生産を行っています。また今年、多くのイベントに出展しているのですが、毎回多くのお客様に来ていただいてもらって本当に感謝しかありません。

Dear WHISKY:
来年2024年はどんなことに挑戦していきたいですか?

安積蒸溜所:
旅行会社と協力して、インバウンド需要を狙った取り組みを行なっていきたいと考えています。郡山市の観光協会とも協力して安積蒸溜所のウイスキーの知名度を上げることはもちろん、福島県にも良い影響を与えれたら良いなと思っています!

併せてお読みください!
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ロッテと安積蒸溜所がコラボしたチョコレートYOIYO

新潟亀田蒸溜所

新潟亀田蒸溜所は2019年から創業を開始した蒸溜所で「MADE IN NIIGATAのウイスキー」を造ることを目指している新進気鋭の蒸溜所です!ブースでは、”新潟亀田ニューボーンシリーズ”や”新潟亀田ニューポット”を試飲することができました。またウイスキーだけでなくバームクーヘンの販売や、銅グラス、コースターなどの雑貨の販売も行っていました。

Dear WHISKY:
来年2024年の抱負を教えてください!

新潟亀田蒸溜所:
来年の2月で一番最初に樽詰めした原酒が、3年の熟成を終えます。もう原酒のサンプリングなどは始めていて、ウイスキーとして販売できるようなります。イベントなどで多くのお客様から、”ウイスキーを楽しみにしている”とお声掛けいただいているので皆様の期待に応えられるようなウイスキーを造っていきたいです!

併せてお読みください!
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新潟亀田蒸溜所が造っているニューポッド

吉田電材蒸留所

吉田電材蒸留所は産業機器や医療機器の製造を行なってきた吉田電材工業が運営する、国産の穀物にこだわったグレーンウイスキーを製造している蒸留所です!ブースではニューポットを試飲することができました!

Dear WHISKY:
今年1年を振り返るとどんな1年でしたか?

吉田電材蒸留所:
今年1年間様々なイベントに出展して、多くの人に興味を持っていただくことができた1年だと思います。グレーンウイスキーのニューポットというとあまり味に特徴がないと考えている方が多かったのですが、試飲した際に、味の主張が強いという印象持ってくれる方が多く手ごたえを感じました!

Dear WHISKY:
来年2024年はどんな1年にしていきたいですか?

吉田電材蒸留所:
来年はさらに製造設備を充実させていくとともに、販路拡大にも取り組んでいきたいです。異業種からの参入になるので簡単にはいかないと思いますが、販売の実績作りをしていきたいです!

併せてお読みください!

 

久住蒸溜所

久住蒸溜所は2021年から蒸留を開始した、大分県にある新しい蒸溜所です。ブースではニューメイクやニューボーンを中心に試飲をすることができました。またイベント当日には、製造責任者の方と代表の方が来場しており、来場者の方と直接お話していました。

Dear WHISKY:
今年1年間はどんな1年でしたか?

久住蒸溜所:
今年は我慢の1年でした。まずは原酒の貯蔵量を増やすことに力を入れてきた年でした。一方でようやくシングルモルトが商品として売りに出せそうなので来年に向けての希望も見えた1年でした。

Dear WHISKY:
来年の意気込みを教えてください!

久住蒸溜所:
来年の夏頃にはシングルモルトが発売予定です!イベント等でもお客様から楽しみにしているというお声がけをたくさん頂いているので、情報発信など広報にも力を入れてシングルモルトを提供していきます!

併せてお読みください!
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製造責任者と代表とも直接話すことのできた久住蒸溜所のブース

丹波蒸溜所

丹波蒸溜所は2018年よりウイスキー造りをはじめた蒸溜所で、「華やかで芯のある味わい」を目指してウイスキーを製造しています!ウイスキーやニューボーン、他にもジンや焼酎の試飲もありました!また2022年から発売された”丹波シングルモルト”シリーズも有料で試飲することができました!

Dear WHISKY:
今年はどんな1年でしたか?

丹波蒸溜所:
2022年からシングルモルトを発売し始めて、ようやく1年経ち新しい試みをすることができた1年でした。丹波ワインさんとコラボをさせていただくこともできましたし、地域との連携をとる体制も作ることができました!また、ウイスキーを通してより多くのお客様に興味を持って頂くこともでき大変充実した1年でした。

Dear WHISKY:
来年の意気込みを教えてください!

丹波蒸溜所:
2021年から新しい蒸留器を導入して原酒を製造しています。今年イベントで新しい蒸留器から造られたニューポットの評判が大変良く、今回のイベントでも多くのお客様から好評を得ています。2025年から新しい蒸留器から造られたウイスキーを発売するので、来年はその準備を進めていきたいです!

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無料で試飲することができた丹波蒸溜所のニューポッド

井川蒸溜所

井川蒸溜所は標高1,220mの場所に位置する日本一高い場所にある蒸溜所で、南アルプスの恵みを活かしたウイスキー造りをしています。ブースでは3種類のニューボーンを無料で試飲することができました!またミズナラ製の雑貨の販売も行っていました!

Dear WHISKY:
今年1年を振り返ってどうでしたか?

井川蒸溜所:
今年1年は、井川蒸溜所の認知を上げていくことを目標に様々なイベントに出展しました。しかしまだ地方のイベントに行くとまだ認知度が低いと感じたので来年も様々なイベントに出展していきたいです!

Dear WHISKY:
来年には3年熟成したウイスキーができますが、そのことに対してどう思いますか?

井川蒸溜所:
私たちは長熟のウイスキーを目指しています。そのためまだまだスタートラインに立ったばかりだと感じています。今後5年、10年と熟成を重ねていって理想のウイスキーを造っていきたいです!

併せてお読みください!

井川蒸溜所がつくる3種類のニューボーン

馬追蒸溜所

馬追蒸溜所は2021年より蒸溜を開始した、蒸溜所の立てられた北海道長沼町の風土にあったウイスキー造りを目指している蒸溜所です。ブースでは様々な種類のニューメイクの試飲が無料でできました!また馬追蒸溜所限定トートバックの販売もしていました!

Dear WHISKY:
今年1年を振り返ってどんな1年でしたか?

馬追蒸溜所:
2022年から蒸留をはじめて、今年はニューポットの質の改善に取り組んできました!今年の5月ぐらいから満足のいくニューポットが造れるようになり、私たちの目指す”飲めるニューポット”ができました!
また海外のお客様からのお問い合わせも、この1年でかなり増えました。やはりジャパニーズウイスキーが注目を浴びているのだと実感しました!

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馬追蒸溜所がこだわった”飲めるニューポット”

八郷蒸溜所

八郷蒸溜所は2020年よりウイスキーの販売を開始した蒸溜所で、茨城の材料にこだわったウイスキー造りをしています!ブースでは無料試飲、有料試飲合わせて9種類のウイスキーとジンを1種類試飲することができました!またボトルの販売もしており多くのお客様が訪れていました!

Dear WHISKY:
2023年はどんな1年でしたか?

八郷蒸溜所:
今年は会社として前に進み続けた1年でした!11月にはビジターセンターがオープンし蒸溜所へのお客様の誘致に力を入れていますし、製造面でも新しい酵母や新しい樽を仕入れていて挑戦をし続けた1年でした!
来年2024年も変わらず常に挑戦し続ける姿勢を大切にしていきたいです!

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八郷蒸溜所が造る”日の丸ウイスキー”シリーズ

株式会社ベンチャーウイスキー

株式会社ベンチャーウイスキーは、ジャパニーズウイスキーの中でも最高級の評価を受けているイチローズモルト”シリーズを製造している会社です。ブースではその”イチローズモルト”シリーズが試飲することができました!

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世界的に高評価を受ける”イチローズモルト”シリーズ

Dear WHISKY:
2023年はどんな1年でしたか?

株式会社ベンチャーウイスキー:
今年は国内、海外のウイスキーマーケットの変化を感じることができ、海外のイベントにもたくさん出展させていただき様々なお客様の声を聴くことができた1年でした。特に”ベンチャーウイスキーのウイスキーが飲みたい”というウイスキーを国ではなく蒸溜所にこだわって選んでくださるお客様が増えたと感じました!

Dear WHISKY:
来年2024年はどんな1年にしていきたいですか?

株式会社ベンチャーウイスキー:
来年はベンチャーウイスキー創業20周年の節目の年になります!過去に固執しずに、新たな挑戦をしてさらに良いウイスキー、お客様から評価を得られるウイスキーを造っていきます!

併せてお読みください!

 

次回はセミナー編!

以上各蒸溜所ブースの様子をお伝えしました!どの蒸溜所のブースにもたくさんの人が訪れていて大変盛り上がっていました!またイベント中お忙しい中インタビューに答えてくださった、蒸溜所関係者の皆様、本当にありがとうございます!

第3弾ではウイスキー100年プロジェクト -Fellow Distillers- のトークセッションとサントリー株式会社のチーフブレンダー福與伸二氏によるトークセミナーの様子をお届けします!第3弾もぜひお読みください!

併せてお読みください!

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