【イベントレポート】東北初のウイスキーイベント「ウイスキーコレクション郡山」に出展しました!<第1弾>
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2024年10月27日(日)に福島県郡山市で、東北初のウイスキーイベント「ウイスキーコレクション郡山」が開催されました!第1弾では、国内ウイスキーイベントへの初出展を果たしたDear WHISKYのブース紹介と、造り手と飲み手の交流の時となった前夜祭の様子をご紹介しました!
第2弾となる本記事では、 全国各地からウイスキーLOVERがはるばる郡山に集まり、大盛況のうちに閉幕したウイスキーコレクション郡山の当日の様子をご紹介します!
今回会場に行くことができなかった皆様も、この記事と一緒に大盛況だった会場を回っていきましょう!
ウイスキーコレクション郡山は、本イベントを主催した笹の川酒造 安積蒸溜所 山口哲蔵社長のご挨拶で開幕しました!
蒸溜所やインポーターなど、全40の企業が郡山へ集い、造り手、繋ぎ手、飲み手が交流する貴重な機会となりました。
各ブースでは、イベント限定ボトルや新リリースボトルの販売、ウイスキーの試飲などが行われていました!
開場してすぐに長い列ができるブースや、売り切れのアナウンスをするブースも!多くのお客様で会場は開場直後から賑わっていて、東北初のウイスキーイベントとは思えない大きな盛り上がりをみせていました!
多くのブースでは、蒸溜所だからこそ出せる普段はあまり見かけることのない希少なウイスキーの試飲や、中々味わうことのできない長熟ウイスキーの有料試飲を楽しむことができました。
貴重な機会を逃すまいと、ウイスキーLOVERの皆様は興奮した面持ちで会場内を巡られていました!
ウイスキーコレクション郡山では、安積蒸溜所、遊佐蒸溜所、八郷蒸溜所、963 WHISKYの4社が、イベント限定ボトルを販売しました!
まずご紹介するのは、本イベントの主催である安積蒸溜所のブースです。
笹の川酒造 安積蒸溜所は、郡山駅から車で15分ほどの立地にあり、「風の蒸溜所」とも呼ばれています。酒造としての歴史は1765年に遡り、2016年からウイスキーづくりを行っています。
主催かつ地元での開催ということもあり試飲の品揃えは抜群で、ブースには多くの人が訪れていました!
続いては、イギリスを代表するモルトスターであり、世界の名だたる蒸溜所に原料提供を行っているCrisp社です。
ブースでは実際にモルトを見ることができたり、イギリスから来日されたCrisp社の方々に、フロアモルティングのこだわりや精麦方法、今のトレンドなどを伺うことができました!日本ではあまり身近ではないモルトスターのブースに、出展者もお客様も興味津々で様々な質問をされていました!
963 WHISKYは、福島県南酒販株式会社が運営するボトラーズです。
963は郡山市の郵便番号から名付けられていて、郡山から世界へという想いが込められています。笹の川酒造のウイスキーを使って様々なウイスキーをボトリングしています!
「新宿ウイスキーサロン × 咲グラス」ブースでは、ウイスキーの香りと味わいを堪能するためにデザインされた「咲グラス」「蕾グラス」「咲タンブラー」が限定10脚ずつ販売されていました!
また、午後3時からは、新宿ウイスキーサロンを運営する株式会社ロイヤルマイル 代表取締役であり、マスター・オブ・ウイスキーの称号も持つバーテンダー静谷和典さんによるカクテルづくりの実演、オリジナルカクテルの販売が行われていて、ブースには長い列ができていました!
ウイスキーコレクション郡山では3つのオープンセミナーとスペシャルトークセッションが開催されました!
オープンセミナーでは、ポットスチルをはじめ様々な蒸留設備を製作している三宅製作所、日本で唯一専業で樽の製造、販売を行っている有明産業株式会社、世界の名だたる蒸溜所へモルトを販売しているイギリスを代表する製麦メーカーであるCrisp社の3社が登壇しました!
閉幕も近づいた午後4時、目玉イベントの1つである肥土伊知郎氏と山口哲蔵氏によるスペシャルトークセッションが行われました!
肥土伊知郎氏は株式会社ベンチャーウイスキーの創業者であり、秩父蒸溜所のマスターブレンダーを務め、山口哲蔵氏は安積蒸溜所を始め様々なお酒を製造する歴史ある酒造である笹の川酒造の社長です。
株式会社ベンチャーウイスキーと笹の川酒造 安積蒸溜所の関わりは深く、肥土氏が父親から引き継いだ、保管場所を失い捨てられてしまいそうになっていた羽生蒸溜所の原酒を、笹の川酒造に預かってもらった歴史があります。
そのような関わりを持つ肥土氏と山口氏の思い出話やウイスキーへの想いに、参加者からは時折拍手も湧き上がるほど、貴重な対談を多くの方々が楽しまれていました。
会場のホテルハマツでは、郡山市制施行100周年を記念して「こおりやま 発酵まつり」も同時開催されていました!
1階では地元のパン屋さんや大学生がパンの販売、3階では糠やクッキーなど様々な発酵食品の販売、8階では発酵セミナーが行われるなど、郡山ウイスキーコレクションの来場者の方だけでなく、多くの地元の方々も訪れ、賑わいをみせていました!東北有数の都市であり、100周年を迎えた郡山市のこれからの発展が楽しみですね!
全2弾に渡り、大きな盛り上がりを見せたウイスキーコレクション郡山の様子をお届けしました!
全国から集まったお客様で賑わう会場からは、日本でのウイスキー人気の高さが感じられ、 100周年を迎え、次の100年に向けて歩みはじめたジャパニーズウイスキーの新たな物語の始まりにふさわしい、そんなイベントでした!
Dear WHISKYは今後も日本各地で開催されたイベントの様子を発信していきます!ぜひ楽しみにお待ちください!